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J-GLOBAL ID：201502206096404643   整理番号：15A1042257

ツルムラサキのネコブセンチュウに対する殺線虫剤イミシアホス粒剤の防除効果と作物残留

The Root-knot nematode control of Malabar spinach by the application of imicyafos granules and that residue in its stems and leaves

著者 (3件)： 望月証 (兵庫県立農林水産技術総合センター) ,  八瀬順也 (兵庫県立農林水産技術総合センター) ,  戸田一也 (兵庫県立農林水産技術総合センター)
資料名： 関西病虫害研究会報  (Annual Report of the Kansai Plant Protection Society)
巻： 57  ページ： 131-133 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： F0758A  ISSN： 0387-1002  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,兵庫県神戸市の施設栽培におけるツルムラサキ(Basella alba)にネコブセンチュウ(Meloidogyne sp.)による被害が顕在化してきた。新規登録に向けて殺線虫剤イミシアホスによるツルムラサキのネコブセンチュウに対する防除効果およびツルムラサキへの作物残留について検討した。イミシアホス1.5%粒剤20kg/10a処理区と無処理区を設け,センチュウ数調査は処理前と処理17日後および処理72日後の3回行い,作物残留は処理30日後,44日後および58日後に調査した。処理区のセンチュウ数は有意に少なく,根こぶ指数は無処理比18.9と低く,高い防除効果が認められた。イミシアホス処理区における薬害は認められなかった。ツルムラサキ茎葉におけるイミシアホスの残留は,処理30日後で0.04ppm,処理44日後で0.03ppm,処理58日後で0.02ppmと減少した。

シソーラス用語： *ナデシコ目 ,  施設栽培 ,  *ネコブセンチュウ ,  *殺線虫剤 ,  効果 ,  害虫防除 ,  残留農薬 ,  残留性 ,  えい瘤 ,  薬害 ,  兵庫県 ,  *ツルムラサキ科 ,  根瘤 ,  線虫防除 ,  防除効果 ,  *無脊椎動物

分類 (4件)： 野菜  (FC03043X) ,  線虫による植物被害  (FC04073L) ,  化学的防除  (FC05050X) ,  その他の有害生物防除剤  (FB06050B)

物質索引 (1件)： イミシアホス

引用文献 (6件)：

• 厚生労働省(2011)食安発0721第1号医薬食品局食品安全部長通知
• 一般社団法人日本植物防疫協会(2014)薬効・薬害試験研究の 手引き【平成26年度改訂版】http://www.jppa.or.jp/test/data/tebiki1.pdf.
• 岩船 敬・元木 裕・藤原愛仁・平林太輔・渡辺高志・西岡暢彦(2010)農薬調査研究報告 3:1-7.
• 日本植物防疫協会編(2011)農薬ハンドブック2011年版.日本植物防疫協会,東京,pp. 159-160.
• 農林水産省(2001)生産第3986号農林水産省生産局生産資材課長通知

タイトルに関連する用語 (7件)： ツル ,  ネコブセンチュウ ,  殺線虫剤 ,  粒剤 ,  防除効果 ,  作物 ,  残留