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J-GLOBAL ID：201502206115293733   整理番号：14A1445901

虚血-再潅流損傷ラットの腸粘膜バリア機能に対するデクスメデトミジンの効果【Powered by NICT】

Effects of dexmedetomidine on function of intestinal mucosal barrier of rats with ischemia-reperfusion injury

著者 (3件)： Zhang Ying (Dep. of Anesthesiology, the Sixth People’s Hospital, Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai) ,  Zhong Wenhui (Dep. of Anesthesiology, the Sixth People’s Hospital, Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai) ,  Wang Aizhong (Dep. of Anesthesiology, the Sixth People’s Hospital, Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai)
資料名： Shanghai Jiaotong Daxue Xuebao. Yixueban  (Shanghai Jiaotong Daxue Xuebao. Yixueban)
巻： 34  号： 4  ページ： 487-490,506  発行年： 2014年 
JST資料番号： C2139A  ISSN： 1674-8115  CODEN： SJDXB8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的は効果を観察するために,腸虚血-再潅流損傷ラットの腸脂肪酸結合蛋白質(I-FABP)と炎症性因子に対するデクスメデトミジンの機構を論じた。方法はラットの腸虚血再潅流障害モデルを確立し,次にラットを無作為にシャム手術群,虚血-再潅流群,デクスメデトミジン群に分けた。ラットの大動脈血液は虚血-再潅流後2時間と6時間で抽出した。プラズマI-FABPレベルはELISAにより測定した。実験の終わりまでに,腸組織におけるIL-6およびIL-10の含量はELISAにより測定した。腸組織はHEで染色し,それらの傷害重度はChiuの六レベルの方法によりスコア化した。結果は再潅流後2時間と6時間で虚血-再潅流群とデクスメデトミジン群の血漿I-FABPレベルは偽手術群より有意に高かった。差は統計的に有意であった(P<0. 05)。虚血-再潅流群と比較して,デクスメデトミジン群の血漿I-FABPレベルは有意に減少した。差は統計的に有意であった(P <0. 05)。虚血-再潅流群とデクスメデトミジン群の腸組織におけるIL-6およびIL-10の含量は偽手術群より有意に高かった。差は統計的に有意であった(P<0. 05)。虚血-再潅流群と比較して,デクスメデトミジン群の腸組織におけるIL-6の含量は低かったが,IL-10の含量は高かった。差は統計的に有意であった(P < 0. 05)。デクスメデトミジン群のChiuのスコアは偽手術群のそれよりも虚血-再潅流群のそれより有意に低かったが高かった。差は統計的に有意であった(P<0. 05)。結論:デクスメデトミジンは効果的に腸管虚血再潅流後の炎症性因子の産生を減少させ,血しょうI-FABPの含有量を減少させ,腸管機能を保護することができる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *虚血 ,  *ラット ,  *腸粘膜 ,  脂肪酸結合タンパク質 ,  炎症 ,  外科術 ,  ELISA ,  インターロイキン6 ,  インターロイキン10 ,  *再潅流 ,  血漿 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族化合物
準シソーラス用語： 再潅流障害 ,  バリア機能 ,  腸管虚血 ,  虚血再潅流 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 循環系の基礎医学  (GJ01020K) ,  神経の基礎医学  (GN01020W) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  呼吸器の基礎医学  (GI01020H)

物質索引 (1件)： デキスメデトミジン

タイトルに関連する用語 (6件)： 虚血-再潅流 ,  損傷 ,  ラット ,  腸粘膜 ,  バリア機能 ,  デクスメデトミジン