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J-GLOBAL ID:201502206126078550   整理番号:15A1105590

Fe-Cr系ろうによるSUS304ステンレス鋼ろう付継手の接合強度

Joint Strength of SUS304 Stainless Steel Joint Brazed with Fe-Cr System Alloy
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 247-253  発行年: 2015年09月20日 
JST資料番号: F0907C  ISSN: 2186-702X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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自動車の排気ガス軽減化対策(NOx)としてEGRシステムの装着が急増している。EGRにはステンレス鋼が使用され,そのろう付けにはNi基ろうが使用されているが,高コストが問題となっている。そこで本研究では,既存のNi基ろうとの代替を目的として開発された新規Fe-Cr系ろうを用いて接合間隙を変化させたSUS304継手をろう付し,そのせん断強度およびミクロ組織を調査した。得られた結果を以下に示す。1)Fe-Cr系ろうのせん断強度は接合間隙10μmのとき最大となる。2)Fe-Cr系のせん断強度は,接合間隙に関わらずNi基ろうよりやや劣るものの,100MPa程度の強度を示す。3)接合間隙10μmの場合,Fe-Cr基ろう付け部では,ろう材の添加元素であるPがろう付け部に濃化し,Pリッチ層が生成する。4)接合間隙50μmにおいて,Fe-Cr基ろう付け部では,最終凝固部が出現した。添加したPは最終凝固部に偏析した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ろう付  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
引用文献 (13件):
  • 1) 原田和加大: 溶接学会誌、72-7 (2003) 557-560.
  • 2) 斉藤正浩、小川宏克、新井雅隆: 化学工学論文集、26-2 (2000) 215-220.
  • 3) 李鉄、泉洋行、首藤登志夫、小川英之: 日本機械学会論文集 (B編) 、73 (2007) 1129-1134.
  • 4) 内田吉宗、田坂将次、原潤一郎、岩崎充、横尾哲、三浦洋孝: Calsonic Kansei Technical Review, 9 (2013) 26-29.
  • 5) 松康太郎: 溶接技術、59 (2011) 54-57.
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