文献
J-GLOBAL ID:201502206184966961   整理番号:15A0995721

Madsenコムギのコムギ縞萎縮ウイルスに対する耐性は2つの主要な補足QTLsによって制御される

Resistance to wheat yellow mosaic virus in Madsen wheat is controlled by two major complementary QTLs
著者 (6件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 1569-1578  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
コムギ縞萎縮ウイルス(WYMV)によって起こるコムギ縞萎縮病は,東アジアではコムギの最重要病害のひとつである。本研究では,WYMVに感染した苗畑で生育させたMadsen(耐性)とHokushin(感受性)コムギ品種間の交雑の組換近交系(RILs,F9)を,酵素免疫固相抗体法(ELISA)によって葉のWYMVの存在を試験し,ゲノムワイドな分子マーカーを用いて遺伝子型を決定した。2つの主要なQTLs,染色体2DL上のXgwm539とXgwm349の間に局在するQym1および染色体3BS上のXbarc147とXwmc623の間に局在するQym2を検出した。両QTLsの耐性対立遺伝子はMadsen由来であった。第3のQTL,Qym3は染色体4D上のXwmc457の近くに局在したが,それはHokushin由来の耐性対立遺伝子であった。Qym3はむしろマイナーであったが,WYMVの感染を完全に回避するためにQym1とQym2の補足に必須であった。ドナー親としてMadsenを用い,再発親としてHokushinを用いた反復戻し交配によって,耐性QTLsを運ぶ近交系を開発した。WYMVに耐性である(ELISAで試験して)この系統は,Qym1とQym2においてMadsenの対立遺伝子ホモ接合型であった。Qym1は部分優性であったが,Qym2はほぼ完全優性であった。Qym1はXwmc41の近くに連鎖し,Qym2はXwmc754の近くに連鎖した。これらのマーカーは,WYMV耐性コムギ育種のためのマーカー利用選抜に有用であろう。本研究は,WYMV耐性遺伝子のクローニングを容易にするであろう。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子遺伝学一般  ,  麦  ,  ウイルスによる植物病害  ,  作物育種一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る