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J-GLOBAL ID:201502206290728107   整理番号:15A0837719

初期成長段階に転換した水田の過剰水で成長したダイズのバイオマス生産量と収量

Biomass production and yield of soybean grown under converted paddy fields with excess water during the early growth stage
著者 (7件):
資料名:
巻: 180  ページ: 221-227  発行年: 2015年08月15日 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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日本の転換水田でのダイズ生産は栄養成長の初期段階で一般的に発生する過剰な土壌水条件の影響を受ける。この検討は,その段階での過剰水ストレスが作物生産過程(バイオマス蓄積と子実収量)に関与する光要素にどのように影響するかを検討するために実施した。シーズン全体を通して最適な土壌水(Opt)栄養成長段階初期だけが過剰水(Ex-Wt)下での3種類の実験で「艶麗」品種を生育した。過剰水には,畝列間の滞水または地中灌漑による地下水位の上昇により出芽後11~15日(DAE)にわたって曝露した。バイオマス蓄積量は周期的刈り取りとその遮光(IR),放射利用効率(RUE)および吸光係数(K)のような光構成要素との関係に基づいて解析した。全実験でEx-WtはOptよりも25~31%低い収量を生産した。登熟開始(R%)前の全乾物重(TDW)の蓄積量はEx-Wtで24~51%低く,収穫指数の変化は僅かであった。Ex-Wt圃場では13~27%少ない遮光(cumIR)で葉面積が制限される結果になり,発芽からR5までの間の13~33%低いRUEを示した。平均して,間隔を空けた栽植よりも高密度の栽植で実験条件間の収量差異が少なく,mIRでも同じ傾向が見られた。従って高密度栽植の方が収量低下を限られた限度内に緩和するらしい。それらの結果は,2週間の過剰水が,例え残りの期間の水の状態が好ましいレベルに保持されても低いcumIRと低RUEによるTDWの低下により収量を低下させるらしいことを示唆している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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豆類  ,  植物に対する影響  ,  植物生理学一般  ,  植物の生化学 

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