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J-GLOBAL ID:201502206323028319   整理番号:15A1024372

航空写真に反映された3D小区画珊瑚礁の全体積は浅い礁背上の珊瑚礁スズメダイ集団の全種の豊富度を予測することができる

Total volume of 3D small patch reefs reflected in aerial photographs can predict total species richness of coral reef damselfish assemblages on a shallow back reef
著者 (2件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 675-682  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: X0313A  ISSN: 0912-3814  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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魚類は高い分散能力を持つので,珊瑚礁魚類のメタ群集構造の理解は,効果的種保存に不可欠である。珊瑚礁は,種々のサイズおよび規模の小区画状生息場所を提供する。著者らは,低いサンゴ被覆率をもつ0.07~45.4m<sup>2</sup>の範囲の81の環境的均質区画珊瑚礁にわたるスズメダイ(スズメダイ科)集団の種-面積関係(SAR)を調査した。日本の石垣島の沖の浅い礁背(深さ<2.5m)に,区画珊瑚礁を設置した。微細規模海景観地図として用いられる高分解能(>1/2500)カラー航空写真の拡大部分の画像解析を行って,珊瑚礁面積を測定した。種豊富度に及ぼす三次元メソスケール皺の影響を評価するために,全珊瑚礁は円柱形状を持つと仮定して,体積(面積×高さ)関係(SVR)によって種を調査した。区画珊瑚礁体積は,面積より良好な種豊富度の決定因子であり,そして,SVRの回帰関数は,区画珊瑚礁の種豊富度の良好な推定を提供した。しかしながら,観察されたSVRおよびSARは,単独でランダム位置モデルによって説明することができなかった。著者らの結果は,いくつかの小珊瑚礁は,大区画珊瑚礁が平坦な浅い礁背における等しい面積の単一大珊瑚礁より高い種豊富度を持つ可能性があることを示唆する。したがって,全区画珊瑚礁体積(面積×高さ)は,メソスケール皺を良好に反映し,浅い礁背における不可欠な生息場所の全量に関連する全種豊富度の有用な指標である。Copyright 2015 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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個体群生態学  ,  科学写真 
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