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J-GLOBAL ID:201502206376389878   整理番号:15A0212085

耐熱性とpH感受性及び改善された折り畳み速度を有する緑色蛍光蛋白質(GFP)の色変異体のエンジニアリング

Engineering color variants of green fluorescent protein (GFP) for thermostability, pH-sensitivity, and improved folding kinetics
著者 (6件):
資料名:
巻: 99  号:ページ: 1205-1216  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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緑色蛍光蛋白質(GFP)の発色団の成熟,折り畳み速度,耐熱性などの特性を改善するために多くの研究が行われている。しかし,特定の黄色蛍光蛋白質(YFP)の耐熱性の向上を目的とした仕事やpH感受性を有するが耐熱性を示すGFPの色変異体の開発はこれまでなされていない。本研究で報告する蛋白質変異体は,発色団領域やその近くの突然変異を含む10箇所の点突然変異を導入することにより,GFP(ASV)への合理的な複数の部位特異的変異導入を介して改善した。したがって,著者らは,熱安定性および折り畳み速度を著しく改善した黄色蛍光蛋白質(FFTS-YFP)や高速で折り畳まれ耐熱性を有する緑の変異体(FF-GFP)の開発と特性評価について報告する。この黄色の変異体の蛍光強度が75°Cの加熱で影響されないことを示す。また開発したpH非応答性のシアン変異体AcS-CFPは,細胞内のpHに関係なく,in vivoイメージングの一部として使用できる可能性を持っている。組み合わて改善したこれらの特性により,これらの蛍光変異体は,中温菌と好熱菌で様々なpH環境下において,蛋白質の発現と機能を研究するための理想的なツールになる。また,FFTS-YFPとAcS-CFPの組み合わせは,多色標識によって生細胞の機能を解析するための理想的なツールとなり得るだろう。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  遺伝子操作 

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