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J-GLOBAL ID:201502206396134125   整理番号:15A0855015

ナノ粒子はPCR成分との表面相互作用を経て主としてPCRに作用する 主モデルとしてのアミノ修飾シリカ被覆磁性ナノ粒子の使用

Nanoparticles Affect PCR Primarily via Surface Interactions with PCR Components: Using Amino-Modified Silica-Coated Magnetic Nanoparticles as a Main Model
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 24  ページ: 13142-13153  発行年: 2015年06月24日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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PCR法は広く利用され,その反応(PCR)の改良においてナノ材料(NM)の利用が報告されている。中でも,金ナノ粒子(AuNP)の有効性が多く報告されている。そこで,アミノ修飾シリカ被覆磁性ナノ粒子(ASMNP)をモデルとして,AuNPのPCRに及ぼす作用機作と比較検討した。その結果,ナノ粒子は主にPCRの反応成分との結合によってPCR法に影響を与えることが分かったので,その1)阻害作用や2)特異性,3)PCR法の効率と収量の3点を中心に調べた。その結果,1)過剰なNMはDNAポリメラーゼやMg+2,オリゴヌクレオチドプライマー又はDNA鋳型への吸着によりPCR法を阻害した。NPの表面活性基が特に重要な作用をしていた。2a)NMは,憶測した疑似プライミングにより発生した非特異的増幅産物を阻害しなかった。比較的低濃度のNPは長いアンプリコンの増幅を阻害し,NP量の増加は,短いアンプリコンの増幅を阻害した。この濃度現象はDNA鋳型へのASMNPの吸着によるジョイント形成の結果だと考えた。2b)NMは一本鎖不完全増幅産物を好んで吸着することによる不完全増幅による非特異的増幅産物を阻害できた。3)AuNPの様なタイプのNMは,二本鎖DNAよりもより強く一本鎖DNAと吸着できるのでPCR法の効率と収量を増大した。本挙動が二本鎖DNA鋳型の迅速かつ完全変性に役立った。NP表面とPCR成分間の相互作用は,PCR上でのNPの大部分の効果を説明するのに十分であった。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
バイオアッセイ  ,  遺伝子発現  ,  遺伝子の複製 

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