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J-GLOBAL ID：201502206405051416   整理番号：15A1240246

バインダー技術 2.ウッドプラスチックの製造

著者 (1件)： 伊藤弘和 (トクラス)
資料名： 接着の技術  (Adhesion Technology, Japan)
巻： 35  号： 2  ページ： 7-11  発行年： 2015年09月30日 
JST資料番号： G0890B  ISSN： 0289-8225  CODEN： SGIJE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： WPCは木粉を熱可塑性樹脂で結合させた複合材料で,通常木粉含量は50%を超え,エクステリア用途に使用されている。含量が低い材料は,木目調のプラスチックとして,同様に建材用途に使用されている。木粉は,サイズが100~300μmで,製材の廃物が利用されており,樹脂はポリオレフィン,ポリスチレン類が多い。相溶化剤は必須で,顔料,滑剤を共用する。混練は,押出機か,ヘンシェル型混合機を用いる。成形は押出成形が主で,射出成形も増えてきた。新たな用途として,木粉の高い補強効果を利用した,無機フィラー系に対抗する複合材料が有望である。

シソーラス用語： *複合材料 ,  外構 ,  相溶化剤 ,  *熱可塑性プラスチック ,  *木粉 ,  ポリオレフィン ,  重合体 ,  *建築材料 ,  滑剤 ,  加工 ,  効果 ,  ポリスチレン類 ,  成形加工 ,  *木材プラスチック成形複合材
準シソーラス用語： *WPC【プラスチック】 ,  エクステリア ,  補強効果

分類 (4件)： 高分子材料一般  (YH07010B) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  建設材料  (YH06040B) ,  改良木材  (FF05033J)

引用文献 (13件)：

• E. Bodros, I. Pillin, N. Montrelay and C. Baley, Comp. Sci. Technol., 67, 4661 (2007).
• Rana A. K., Mitra B. C. and Banerjee A. N., J. Appl. Polym. Sci., 7, 531 (1999).
• K. Goda and Y. Cao, J. Solid. Mach Material. Eng., 1, 1073 (2007).
• 伊藤弘和, 材料, 59, 292 (2010).
• 渡邉厚, 木材工業, 67, 456 (2012).

タイトルに関連する用語 (2件)： バインダー ,  プラスチック