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J-GLOBAL ID:201502206604345496   整理番号:15A1311281

気象庁MSM風資料と第3世代モデルSWANによる波浪推算システムの日本海への適用性の検証

VERIFICATION OF APPLICABILITY OF JMA-MSM-BASED WINDS AND SWAN-BASED WAVE HINDCASTING SYSTEM TO THE JAPAN SEA
著者 (5件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.109-I.114 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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近年,高い空間・時間解像度をもつ気象庁による海上風分布(MSM風)資料と最新の第3世代波浪推算モデルSWANのソースプログラムが公表されていることから,本研究では従来の第2世代モデルYH3を含めてこれらを組み合わせた波浪推算システムを日本海における2003年以降の8ケースの異常ストームに適用し,日本の沿岸と韓国東岸の多くの地点において観測値との比較検証を行うとともに,対象ストーム全体の最大波高の空間分布を調べた.この結果,両システムは日本の沿岸部における最大級の異常波浪および韓国東岸におけるうねり性高波浪に対しておおむね良好な再現性をもつが,SWANによるシステムがやや高い精度を与えることや,全対象ストームに伴う最大波高の最大値は東北沖合で13m以上,韓国東岸の北部沖合で9m以上と評価されることを示した.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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波浪,潮流  ,  大規模擾乱,台風,大気重力波 
引用文献 (7件):
  • 1) 野中浩一,山口正隆,畑田佳男,宇都宮好博,日野幹雄:日本海沿岸における波高の極値の再検討,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 70,No. 2,pp. I_101-I_105,2014.
  • 2) Booij, N., Ris, R. C. and Holthuijsen, L. H. : A Third-generation wave model for coastal regions, 1. model description and validation, Jour. Geophys. Res., 104(C4), pp. 7649-7666, 1999.
  • 3) 山口正隆,畑田佳男,細野浩司,日野幹雄:エネルギー平衡方程式に基づく浅海波浪の数値予知モデルについて,第31回海岸工学講演会論文集,pp. 123-127,1984.
  • 4) Lee, H. S., Kim, K. O., Yamashita, T., Komaguchi, T. and Mishima, T. : Abonormal storm waves in the winter East/Japan Sea : generation process and hindcasting using an atmosphere-wind wave modelling system, Nat. Hazards and Earth Syst. Sci., 10, pp. 773-792, 2010.
  • 5) Oh, S. H. and Jeong, W. M, : Characteristics of high waves observed at multiple stations along the east coast of Korea, Nat. Hazards and Earth Syst. Sci, 13, pp. 3503-3514, 2013.
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