抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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重金属であるビスマスの結晶を得る実験方法を紹介した。市販されているビスマウ約2kg(チップ状)を加熱用金属ボール(直径15cm程度,深さ5cm程度)に入れ,ホットプレート上でする。約10分後から融解し始める。表面が融解したら,金属製薬さじを用いて,表面の酸化被膜を取り除く。チップすべてが完全に融解した後,1~2分加熱を続ける。ボールをペンチ2本を用いて冷却台に移す。融液面中央部に固化した島のような形状が現れたら,ピンセットでつまんで静かに持ち上げる。3cm引き上げ10秒静止を繰り返して徐々に1~2分ほど引き上げる。ピンセットを交換しどうような操作を繰り返す。ビスマスの毒性は銀程度である。ビスマスの融点271.5°Cの状態で操作するため,融液の飛散,飛沫の発生,ボールの転倒などに十分に注意が必要である。また火傷に対しても皮手袋やゴーグルの使用などの安全対策が必要不可欠である。