文献
J-GLOBAL ID:201502206917224533   整理番号:15A0837736

イネのホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼOsppc3の蛋白質と遺伝子発現特性 それの種子細胞熟成での特異な役割

Protein and gene expression characteristics of a rice phosphoenolpyruvate carboxylase Osppc3; its unique role for seed cell maturation
著者 (6件):
資料名:
巻: 64  ページ: 100-108  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: H0885A  ISSN: 0733-5210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼ(PEPCase)は種子発育にとって重要な酵素であろうと考えられてきた。筆者らは以前に発育中のイネ種子からPEPCase同質遺伝子Osppc3のcDNAを単離した。しかし,その生理学的役割は明らかでない。ここでは発育中の種子の蛋白質とmRNAの量でのOsppc3の発現分析を報告する。Osppc3蛋白質は開花後3~14日の発育初期に優先的に発現し,胚とアリューロン層に局在しており,それらの細胞は貯蔵脂質を蓄積した。Osppc3の共発現分析は脂肪酸生合成経路遺伝子,リボゾーム蛋白質遺伝子及びDNA複製遺伝子のそれらに似た遺伝子発現パターンを明らかにし,Osppc3が種子発育でこれらの遺伝子産物と協力し合ったことを意味する。発育中種子で半定量RT-PCRによってこれらの遺伝子の遺伝子発現パターンの類似点を確認した。Osppc3の遺伝子発現パターンを胚とアリューロン層細胞でのトリアシルグリセロール蓄積に関連付けた。胚とアリューロン層組織の顕微鏡観察もトリアシルグリセロールが細胞熟成中に急速に蓄積する時点の差を明らかにした。これらの結果はOsppc3がイネ種子中の細胞成分の配列と貯蔵脂質蓄積で役割を果たす可能性を示す。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理  ,  遺伝子発現 

前のページに戻る