文献
J-GLOBAL ID:201502206941079323   整理番号:15A0814703

エチル水銀はマウスの小脳小グリア細胞株においてP2×7受容体を通してCa2+取り込みを誘発する

Ethyl mercury induces Ca2+ uptake through the P2×7 receptor in a mouse cerebellar microglia cell line
著者 (5件):
資料名:
巻: 96  号: 9-10  ページ: 1414-1427  発行年: 2014年10月 
JST資料番号: D0907A  ISSN: 0277-2248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
エチル水銀は細胞内Ca2+濃度を増加させる効果があることが報告されているがそれに関与する機構は不明である。そこで小脳小グリアC8-B4細胞を用いて関与するチャネルもしくは受容体の探索を行った。阻害剤存在下でのエチル水銀誘発性Ca2+細胞内濃度の上昇の測定から膜電位依存性Caチャネルは関与していないことを示した。そこで非特異的リガンド作動性イオンチャネルP2Xの関与を検討した。スラミン(P2Xアンタゴニスト),ブリリアントブルーG(P2×4,P2×5,P2×7アンタゴニスト),A438079及びA740003(P2×7アンタゴニスト)はエチル水銀誘発性の細胞内Ca2+濃度上昇を阻害した。一方P2×4特異的アンタゴニストは影響を及ぼさなかった。またエチル水銀の存在でP2×7遺伝子の転写は誘導されたがP2×5遺伝子の転写は変化なかった。以上の結果からエチル水銀誘発性細胞内Ca2+濃度の上昇にはP2×7が関与していると結論した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属及び金属化合物の毒性  ,  細胞膜の受容体  ,  細胞膜の輸送 

前のページに戻る