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J-GLOBAL ID：201502207042432559   整理番号：15A0920334

3D in situ細胞計数器は,乳房腫瘍細胞(MDA-MB-231)の増殖速度がコラーゲンマトリックス密度により減少することを明らかにする

A 3D in situ cell counter reveals that breast tumor cell (MDA-MB-231) proliferation rate is reduced by the collagen matrix density

著者 (5件)： KIM Beum Jun (Dept. of Biological and Environmental Engineering, Cornell Univ., Ithaca, NY, 14853) ,  ZHAO Shuting (Dept. of Biological and Environmental Engineering, Cornell Univ., Ithaca, NY, 14853) ,  BUNACIU Rodica P. (Dept. of Biomedical Sciences, Cornell Univ., Ithaca, NY, 14853) ,  YEN Andrew (Dept. of Biomedical Sciences, Cornell Univ., Ithaca, NY, 14853) ,  WU Mingming (Dept. of Biological and Environmental Engineering, Cornell Univ., Ithaca, NY, 14853)
資料名： Biotechnology Progress  (Biotechnology Progress)
巻： 31  号： 4  ページ： 990-996  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： A0966B  ISSN： 8756-7938  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの細胞型は本来の生理的関連挙動を示すために,3D細胞外マトリックス(ECM)の生物物理学的及び生化学的手がかりを必要とする。その結果,細胞培養基盤は2Dペトリ皿プレートから3Dバイオマトリックスに進化してきた。それで,3D細胞培養を特性化する分析ツールの開発が必要である。血球計またはコールターカウンターを用いる,既存細胞計数方法は計数前に細胞を液体に懸濁する必要がある。これが,細胞が三次元バイオマトリックスに埋没しているような3D細胞培養の課題を提起する。この制限を克服する容易な3D細胞計数法を用いて,3D細胞培養のin situ細胞計数を,生物学研究室で一般的に利用可能な機器を使用して可能にした。モデル系として,乳房腫瘍細胞のMDA-MB-231細胞を用いて,MDA-MB-231細胞が(1)同等の初期細胞間間隔を持つ延長増殖時間(1週間)のため,3Dコラーゲンマトリックス内で2D基質より遅く増殖して,(2)細胞増殖速度をコラーゲン濃度の増加とともに減少して,指数的増殖速度よりむしろ線形増殖速度を示すことを実証した。フローサイトメトリーを用いたさらなる研究は,観察された増殖速度の低下は,細胞周期のS(合成)期への移行遅延と一致することを示した。この研究は3D細胞計数法の有効性と細胞増殖における細胞-ECM相互作用の重要性を示した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *細胞計数 ,  *細胞培養 ,  腫瘍細胞 ,  乳房腫瘍 ,  *細胞増殖 ,  コラーゲン ,  細胞周期 ,  濃度依存性 ,  経時変化 ,  顕微鏡観察 ,  細胞外マトリックス
準シソーラス用語： *MDA-MB-231細胞 ,  *三次元培養

分類 (1件)： 細胞・組織培養法  (EA03040R)

タイトルに関連する用語 (8件)： 3D ,  細胞計数 ,  乳房 ,  腫瘍細胞 ,  MDA ,  増殖速度 ,  コラーゲンマトリックス ,  密度