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J-GLOBAL ID：201502207126319367   整理番号：15A1119860

MLE-12細胞における界面活性剤蛋白質Cの発現に及ぼすFe誘起酸化ストレスの影響【Powered by NICT】

Effect of Fe-induced oxidative stress on expression of surfactant protein C in MLE-12 cells

著者 (3件)： Yi Shuo (Lab. of Environment and Health,Coll. of Life Sciences,Univ. of Chinese Acad. of Sciences, Beijing) ,  Ding Pengbo ,  Zhang Fang (Lab. of Environment and Health,Coll. of Life Sciences,Univ. of Chinese Acad. of Sciences, Beijing)
資料名： Dulixue Zazhi  (Dulixue Zazhi)
巻： 29  号： 1  ページ： 15-18  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2464A  ISSN： 1002-3127  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:MLE-12細胞における界面活性剤蛋白質C(SP-C)の発現に及ぼす遷移元素鉄(Fe)-誘導された酸化ストレスの影響を検討した。方法はMLE-12細胞を100μmol/24の濃度でFeCl3で処理した。細胞生存率はMTTアッセイにより測定した。細胞内反応性酸素種(ROS)産生は2,7-ジクロロフルオレセイン ジアセタート(DCFH-DA)を用いて検出した。アポトーシス細胞の数は,フローサイトメトリーにより測定した。SP-C mRNAと蛋白質の発現は,リアルタイムPCRおよびウェスタンブロット法を用いて検出した。結果FeCl3は有意に細胞生存性を減少させ,細胞内活性酸素種(ROS)とアポトーシス(P <0. 01)の増加を引き起こした。リアルタイムPCRとウェスタンブロットのデータはFeCl3処理はMLE-12細胞(P <0. 01)におけるSP-C mRNAと蛋白質の発現をアップレギュレートすることを示した。しかし,SP-C mRNAと蛋白質の発現は有意にカタラーゼ(CAT),N-アセチルシステイン(NAC)とデフェロキサミン(DFO)を用いた前処理によりダウンレギュレートされた。結論:これらの結果は,FeCl3誘導ROSはSP-C発現を上方制御するシグナル伝達分子として機能するかもしれないことを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 塩化鉄 ,  *細胞 ,  *タンパク質 ,  アポトーシス ,  アップレギュレーション ,  mRNA ,  *酸化ストレス ,  細胞情報伝達 ,  ウェスタンブロット法 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ジカルボン酸 ,  ラクトン ,  スピロ化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族塩素化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 細胞生存 ,  アポトーシス細胞 ,  MTT法 ,  細胞生存率 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 毒性学一般  (GZ01000K) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (2件)： デフェロキサミン ,  ジクロロフルオレセイン

タイトルに関連する用語 (6件)： 細胞 ,  界面活性剤蛋白質 ,  発現 ,  Fe ,  誘起 ,  酸化ストレス