文献
J-GLOBAL ID:201502207272670882   整理番号:15A0954637

析出沈殿法により調製したNi担持触媒上での無水マレイン酸からγ-ブチロラクトンへの高選択的変換

Highly selective conversion of maleic anhydride to γ-butyrolactone over Ni-supported catalysts prepared by precipitation-deposition method
著者 (7件):
資料名:
巻: 503  ページ: 135-146  発行年: 2015年08月25日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
初期湿式含浸(I)や定pH析出沈殿法(PD)により調製したSiO2およびSiO2-Al2O3に担持したNi触媒上での無水マレイン酸の気相水素化について研究した。試料を,-196°CでのN2吸着,X線回折,温度プログラム還元,H2化学吸着,X線光電子分光法,ならびに透過型電子顕微鏡により特性評価した。触媒テストは,大気圧下,170~220°Cで,時空間12ghmol-1を用いて行った。特性評価の結果,Ni2+種と担体の間の相互作用が調製方法に強く依存することが確定した。Ni2+-担体間相互作用の傾向はNi/SiO2-PD>Ni/SiO2-Al2O3-PD>Ni/SiO2-Iであることがわかった。H2流中の還元後,金属Ni粒子は,析出沈殿により調製した触媒中では含浸により調製した触媒中よりも1桁の小さい。すべての触媒は,無水マレイン酸(MA)の無水コハク酸(SA)への水素化,それに続いて起こるγ-ブチロラクトン(GBL)やプロピオン酸(PA)への水素化分解において活性であった。CH4が少量であるのにもかかわらず,反応器アウトレットにおいて,他のいかなる生成物も検出されなかった。しかしながら,活性とGBLに対する選択性は金属粒子サイズ,Ni-担体相互作用およびSiO2-Al2O3表面上のLewis酸サイトの存在に依存する。析出沈殿法により得られた小さな金属粒子が,含浸法により形成した大きな粒子よりも,より活性でGBLに対してより選択的であることがわかった。220°Cで,Ni/SiO2-Al2O3-PDを用いて,最高GBL収率(83%)に到達した。これは,隣接金属ニッケルナノ粒子上に化学吸着した水素のスピルオーバによるLewis酸サイトに吸着したSAの選択的水素化分解に起因する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
触媒の調製  ,  不均一系触媒反応 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る