文献

J-GLOBAL ID：201502207337743548   整理番号：15A1204881

高密度セルロース系材料用の異方性粘弾性-粘塑性連続体モデル

Anisotropic viscoelastic-viscoplastic continuum model for high-density cellulose-based materials

著者 (4件)： TJAHJANTO D.D. (Dep. of Solid Mechanics, KTH Royal Inst. of Technol., Teknikringen 8D, 10044 Stockholm, SWE) ,  TJAHJANTO D.D. (ABB AB, Corporate Res., Forskargraend 7, 72178 Vaesteras, SWE) ,  GIRLANDA O. (ABB AB, Corporate Res., Forskargraend 7, 72178 Vaesteras, SWE) ,  OESTLUND S. (Dep. of Solid Mechanics, KTH Royal Inst. of Technol., Teknikringen 8D, 10044 Stockholm, SWE)
資料名： Journal of the Mechanics and Physics of Solids  (Journal of the Mechanics and Physics of Solids)
巻： 84  ページ： 1-20  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： C0320A  ISSN： 0022-5096  CODEN： JMPSA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 定常および過渡負荷を印加した高密度セルロース系材料の機械的応答のシミュレーションのための連続体材料モデルを開発した。モデルは微小歪の枠組みで定式化し,総歪を粘弾性成分と粘塑性成分に分解した。モデルには,全体の歪の不可逆性塑性成分を記述するために速度依存の粘塑性式と結合した,Boltzmann遺伝的積分形式で表現した標準の線形粘弾性個体モデルを利用した。通常は高分子材料に見られる複合ストレス歪を捉えるために,特に運動学的効果のある異方硬化則を用いた。さらに示したモデルは,通常は多孔媒質の弾性の連続体記述に適用する指数則を用いて捉えるが,貫通圧縮に伴う材料の高密度化の効果を説明した。提案モデルの材料パラメータは高密度(圧縮)ボードの実験データに合わせて校正した。実験による特性評価の手順とパラメータの構成に焦点を当てた。モデルシミュレーションの結果は対応するデータに対して体系的に解析,評価した。比較では,提案モデルの予測は定常および過渡荷重のケースの双方で実験観測値とよく一致していることを示した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *モデル ,  *セルロース ,  粘弾性 ,  粘塑性 ,  異方性 ,  移動硬化則 ,  緻密化 ,  *材料力学
準シソーラス用語： 高密度化 ,  *連続体モデル

分類 (3件)： その他の材料  (HC02050E) ,  その他の材料  (HC03050L) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (5件)： セルロース ,  異方性 ,  粘弾性 ,  粘塑性 ,  連続体モデル