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J-GLOBAL ID：201502207350996285   整理番号：15A1399325

銅修飾酸化タングステン-酸化チタンナノチューブの光化学的堆積法による作製およびそれらの可視光下における光触媒応用

Fabrication of copper decorated tungsten oxide-titanium oxide nanotubes by photochemical deposition technique and their photocatalytic application under visible light

著者 (1件)： MOMENI Mohamad Mohsen (Dep. of Chemistry, Isfahan Univ. of Technol., Isfahan 84156-83111, IRN)
資料名： Applied Surface Science  (Applied Surface Science)
巻： 357  号： PA  ページ： 160-166  発行年： 2015年12月01日 
JST資料番号： B0707B  ISSN： 0169-4332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 陽極酸化および光化学的堆積により高い光触媒活性をもつ銅修飾WO₃-TiO₂ナノチューブ(Cu/WTN)を調製した。電気化学的アノード酸化により純粋のチタンフォイル上に高秩序のWO₃-TiO₂ナノチューブ(WTN)を作製し,その上に光還元法により銅を担持した。生成した試料について種々の方法によりキャラクタリゼーションを行った。X線回折ではアナターゼ相のみが検出された。薄膜中の銅の存在をエネルギー分散X線分光分析およびX線回折により確かめた。調製した膜の光吸収が可視領域まで広がっていることを紫外可視吸収スペクトルにより確かめた。得られた試料の光触媒活性をメチレンブルーの分解をモデル反応として評価した。その結果,Cu/WTN試料の光触媒活性がWTNよりも高いことを示した。速度研究はCu/WTNの反応速度定数が裸のWTNに比べておよそ2.5倍高いことを示した。これらの結果はCu/WTN光触媒の経済的な構築方法を提供しただけでなく,環境回復のための低コストで高効率の光触媒の合理的な設計に新しい知見を与えた。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ナノチューブ ,  *酸化タングステン ,  *酸化チタン ,  チタン ,  陽極酸化処理 ,  光還元 ,  *銅触媒 ,  X線回折 ,  アナターゼ型結晶 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  *触媒活性 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  光照射 ,  *光分解 ,  担持触媒 ,  触媒調製 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  スルホニウム ,  硫黄複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第三アミン
準シソーラス用語： 可視光照射 ,  *光触媒活性

分類 (3件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A) ,  産業廃水処理  (SC03080D)

物質索引 (1件)： メチレンブルー

タイトルに関連する用語 (10件)： 銅 ,  修飾 ,  酸化タングステン ,  酸化チタンナノチューブ ,  光化学 ,  堆積 ,  作製 ,  可視光 ,  光触媒 ,  応用