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J-GLOBAL ID：201502207357215521   整理番号：15A0995682

超臨界2酸化炭素からのシリル化:表面改質の強力な手法

Silylation from supercritical carbon dioxide: a powerful technique for modification of surfaces

著者 (3件)： SANLI Deniz (Koc Univ., Dep. of Chemical and Biological Engineering, Rumeli Feneri Yolu, 34450, Sariyer, Istanbul, TUR) ,  ERKEY Can (Koc Univ., Dep. of Chemical and Biological Engineering, Rumeli Feneri Yolu, 34450, Sariyer, Istanbul, TUR) ,  ERKEY Can (Koc Univ., Koc Univ. Tuepras Energy Center (KUTEM), 34450, Sariyer, Istanbul, TUR)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 50  号： 22  ページ： 7159-7181  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シリル化は表面機能化の技術として最も頻繁に用いられる方法の一つである。超臨界CO₂(scCO₂)溶液からの表面のシリル化はscCO₂中に溶解したシラン基薬剤の溶液に表面を曝露することにより行うが,この方法は従来からの液相あるいは気相を用いたシリル化手法にまさる多くの利点があることから関心が増大している。環境負荷が小さく,環境親和性にすぐれているのみならず,scCO₂を用いるシリル化経路には,処理後に溶媒なしの材料が得られること,拡散と質量移動速度が大きいこと,反応速度が速いこと,均一で一様な表面が得られること,および表面の特性制御ができることなどの利点がある。このような利点から,ポーラスマテリアルからマイクロエレクトロニック処理まで,および薄膜からナノ複合材料までにわたる種々の分野での新規なscCO₂基シリル化技術の開発に関する多くの興味深い研究が行われるに至っている。本論文ではscCO₂からのシリル化の基礎的側面に関する概観を述べ,種々の分野における文献に述べられた研究を集録する。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *超臨界流体 ,  *二酸化炭素 ,  *シリル化 ,  *表面改質 ,  親和性 ,  拡散係数 ,  物質移動 ,  反応速度 ,  多孔質体 ,  マイクロエレクトロニクス ,  ナノ構造 ,  超薄膜 ,  ナノ複合材料 ,  グリーンケミストリー ,  ナノシート ,  *超臨界二酸化炭素
準シソーラス用語： ナノ薄膜 ,  環境親和性 ,  質量輸送 ,  *超臨界CO2

分類 (1件)： その他の表面処理  (WC08070F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 超臨界 ,  2酸化炭素 ,  シリル化 ,  表面改質 ,  手法