抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大地-空気トンネル換気は,建物への供給空気の予熱と冷却に対するエネルギー効率のよい手段である。土壌と大気条件の変化と,その結果生じる動作中の建物の暖房と冷却負荷の変化により,大地-空気熱交換器は,環境と相互作用し,その性能は条件とともに変化する。気候,負荷,土壌条件の動的変動を考慮に入れて,土壌内の熱と湿気移動のモデル化と,建物換気のための大地-空気熱交換器の熱性能をシミュレーショトするための計算機プログラムを開発した。暖房季節における連続および間欠運転下の熱交換器を通じた熱交換率と供給空気温度の比較から,熱交換器,土壌,大気の3つ媒質間の動的相互作用の重要性を示した。任意の2つ,または,3つのすべての媒質間の相互作用を無視した場合,熱交換率と空気温度の予測は,過大,または,過小評価された。熱交換器,土壌,換気空気間の相互作用を無視すると,大地-空気熱交換器の熱性能を過大予測するが,一方,土壌表面と大気間の相互作用を無視すると,浅い地面に設置された大地-空気熱交換器の長期運転性能に対して信頼できるデータを生み出すことができなくなった。過大予測のレベルは,連続運転に対してよりも間欠運転に対して大きくなった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.