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J-GLOBAL ID:201502207392556820   整理番号:15A1303870

アキシバースにおける準位交差からの領域壁形成

Domain wall formation from level crossing in the axiverse
著者 (4件):
資料名:
巻: 92  号: 6,Pt.A  ページ: 063512.1-063512.5  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 1550-7998  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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自然には多くのアキシオンが存在するかもしれない。ストリング理論では,余剰次元のコンパクト化により多くのアキシオンが存在する。このような,その質量が何桁にも渡って変化するアキシオンで満たされた宇宙をアキシバースと呼ぶ。この論文では,アキシバースでは,領域壁形成が以前考えられていたよりより共通の現象であることを指摘した。一般に,アキシオンには質量があり,互いに運動学的混合が存在する。アキシオンの1つの質量が非摂動的効果により時間とともに増大し,他のアキシオンより重くなれば,準位交差が生じる。準位交差中,アキシオンポテンシャルは大きく変化し,種々の方法でアキシオン動力学に影響する。崩壊定数に緩やかな階層性があるならば,アキシオンはポテンシャルの谷に沿って動き初め,極小値の1つに捉えられるまで,多くのクレストとトラフを通過する。すなわち,アキシオンルーレットである。アキシオン動力学は,振動の間はカオス的振る舞いをし,アキシオンが最終的に安定化する極小値は,初期誤整列角に非常に敏感である。したがって,アキシオンルーレットは,領域形成を伴うと考えられる。宇宙論的領域壁問題は,真空間に小さなバイアスを導入することで避けることができた。バリオン創成と将来の重力波実験に対する領域壁消滅の宇宙論的示唆を議論した。
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分類 (2件):
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宇宙論  ,  仮説粒子とその他の素粒子 
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