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J-GLOBAL ID:201502207403072161   整理番号:15A1063306

異なる側鎖基を有する櫛状ポリ(L-システイン)の誘導体:光化学,クリックケミストリーを介した合成,マルチ応答ナノ構造体,薬物放出および細胞毒性の引き金

Comb-like poly(l-cysteine) derivatives with different side groups: synthesis via photochemistry and click chemistry, multi-responsive nanostructures, triggered drug release and cytotoxicity
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資料名:
巻:号: 38  ページ: 6857-6869  発行年: 2015年10月14日 
JST資料番号: W2349A  ISSN: 1759-9954  CODEN: PCOHC2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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1HNMR,ゲル透過クロマトグラフィー,FT-IR,および円偏光二色性分光法によって完全に特徴付けられる種々の側鎖基と調整可能なグラフト比を有する櫛型グラフトポリペプチドの一連のシーケンシャル光開裂反応とMichael型チオール-エン付加によって調製した。結果得られたポリペプチドのグラフト率は,o-ニトロベンジル由来のポリ(L-システイン)前駆体の光分解率に近い。分子量およびAA及びDMAEAの大きさは,PEGのものよりはるかに小さいが,電解質アクリル酸(AA)及び2-(ジメチルアミノ)エチルアクリレート(DMAEA)のどちらも,中性ポリ(エチレングリコール)(PEG)メチルエーテルアクリレートよりもAAとDMAEAの分子量及び大きさは,PEGのそれよりはるかに小さいにもかかわらず,秩序ある立体配座に大きな乱れを生じた。中性または電解コロナを有するポリペプチドの小胞およびミセルはこれらの側基変性ポリ(L-システイン)類,及び水溶液中で光及びレドックス感受性の両方を示したポリペプチドの小胞から製造することができた。MTTアッセイによって特徴づけられるように,フローサイトメトリー,およびCLSM,抗癌剤ドキソルビシン(DOX)封入ナノ粒子はすぐにHeLa細胞に入力され,光および縮小トリガー細胞毒性を示した。照射されたナノ粒子のためのHeLa細胞の半最大阻害濃度(IC50)は非照射試料の1.27μgDOX当量から,mL当たり0.40μgDOX当量に低下した。しかし,照射された試料についてのIC50はBSO阻害剤治療後の約1.5倍に増加した。重要なことは,この作業は光化学およびチオール-エンクリックケミストリーの組み合わせによる櫛状グラフトポリペプチドの調製のための容易な方法を確立するだけでなく,オンデマンドナノメディシンと癌治療のための有望なプラットフォームを提供したことである。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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