文献
J-GLOBAL ID:201502207410470962   整理番号:15A1034182

フェニルアラニン由来の(Z)-5-アリールメチリデンロダニン類による黄色ブドウ球菌のDNAジャイレースおよびトポイソメラーゼIVの二重阻害

Dual inhibition of Staphylococcus aureus DNA gyrase and topoisomerase IV activity by phenylalanine-derived (Z)-5-arylmethylidene rhodanines
著者 (6件):
資料名:
巻: 23  号: 18  ページ: 6125-6137  発行年: 2015年09月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は,現在の投薬計画に対する抵抗性の拡大のために地域社会と臨床現場の両方で存在する主要な薬剤耐性菌である。それ故,この生物に対して活性な新規化合物が必要な状態が継続している。以前,著者らは様々なロダニン誘導体がDNAジャイレースの超らせん活性を阻害することを報告した。本研究では,2つのタイプII細菌トポイソメラーゼであるDNAジャイレースおよびトポイソメラーゼIV(TopoIV)の活性に対する(MRSAに対して有効な)新しいフェニルアラニン由来の(Z)-5-アリールメチリデンロダニン類の効果を同定した。3,4-ジクロロジフェニルエーテル誘導体および3,4-ジクロロビフェニル誘導体は,DNAジャイレースに対して最も強い効果を示し,最小発育阻止濃度(MIC)が5μMだったのに対して,3,4-ジクロロジフェニルメタン誘導体およびビフェニル誘導体はTopoIVに対して最も有効であり,MIC値がそれぞれ0.75と0.5μMだった。標的酵素の結晶構造を用いた誘導適合結合により,これらロダニン誘導体はそれぞれDNAジャイレースではgyrB,TopoIVではPerEサブユニットのATPアーゼドメインに結合することを示した。これらの新しい化合物はDNAジャイレース及びTopoIVの両方に対して有効だった。これらの新しいロダニン化合物の増幅した効力は,ほかのロダニン誘導体と比較して,DNAジャイレースとTopoIVの二重阻害に起因し,その結果,それらはさらなる薬剤設計と開発のための良好な候補となっている。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗細菌薬の基礎研究  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る