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J-GLOBAL ID:201502207410721671   整理番号:15A0883260

エレクトロスピニングポリ(DMAEMA-co-AMA)ナノファイバの形態安定性及び抗細菌活性に対する四級化の効果(DMAEMA=ジメチルアミノエチルメタクリラート,AMA=アルキルメタクリラート)

Effects of quaternization on the morphological stability and antibacterial activity of electrospun poly(DMAEMA-co-AMA) nanofibers
著者 (8件):
資料名:
巻: 133  ページ: 148-155  発行年: 2015年09月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗細菌作用を示すエレクトロスピニングナノファイバは医療や水精製に対し,きわめて有望な材料である。本研究では,一連のポリ(ジメチルアミノエチルメタクリラート-co-アルキルメタクリラート)(ポリ(DMAEMA-co-AMA))のエレクトロスピニングによって得た抗細菌性ナノファイバについて報告し,抗細菌活性に対する,四級化によって誘導された自由カチオンと交差結合カチオンの効果を区別する。ポリ(DMAEMA-co-AMA)は市販のモノマからラジカル重合によって簡単に合成した。示差走査熱量分析から,それらのガラス転移温度(Tg)は室温より低く,従って,エレクトロスピニングナノファイバは互いに接着し,円筒状形状の代わりに膜を形成する傾向を示した。ベンジルクロリド(BC)とp-キシレンジクロリド(XDC)はDMAEMA単位を四級化することができ,ナノファイバ表面上にカチオンを発生した。X線光電子分光法及び比色分析から,それぞれ,四級化度と表面上の四級アミン(N+)を求めることができた。この四級化は安定な形態と抗細菌活性を賦与されたエレクトロスピニングナノファイバを得るために非常に有望である。BC-四級化線維は,XDC四級化/交差結合線維より,Escherichia coli及びStaphylococcus aureusに対するより優れた抗細菌挙動を示した。これは,交差結合がカチオンの連鎖移動度を抑制するためである。これらの結果から,抗細菌性ナノファイバは容易に合成することができ,生成したカチオンの連鎖移動度は抗細菌活性に対して必要な前提条件であることを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の高分子の反応  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  その他の紡糸・製糸 

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