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J-GLOBAL ID：201502207478590460   整理番号：15A1044116

加齢による難聴と認知機能低下との関連を引き起こす因果メカニズムのレビュー

A review of causal mechanisms underlying the link between age-related hearing loss and cognitive decline

著者 (3件)： WAYNE Rachel V. (Dep. of Psychology, Queen’s Univ., CAN) ,  JOHNSRUDE Ingrid S. (Dep. of Psychology, Queen’s Univ., CAN) ,  JOHNSRUDE Ingrid S. (School of Communication Sciences and Disorders, Univ. of Western Ontario, CAN)
資料名： Ageing Research Reviews  (Ageing Research Reviews)
巻： 23  号： PB  ページ： 154-166  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： W1685A  ISSN： 1568-1637  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 加齢による難聴と認知機能低下との間の関連を示す証拠は多いが,その関係は明らかではない。一方が他方の原因となるのか,又は何らかの第三の要因が両者を引き起こすのか。答えは,予防,リハビリテーション,及び健康政策にとって重要な意味を持っているが,いくつかの理由のために確立することは困難であった。まず,自然な相関サンプル中の因果関係を決定することは問題があり,また,聴力と認知を独立に測定することは困難である。ここでは,難聴と認知機能の低下との間の関連の証拠を批判的に検討する。証拠は説得力があるが,聴力を計量的に測定した場合には効果は小さいと結論付けられる。このような関連の説明として提示されている4つの異なる方向性の仮説を検討し,単一の仮説ではどれも十分ではないと結論付ける。聴覚と認識が共有神経認知能力に依存しており,いくつかの異なる点で相互に関連していることを強調するフレームワークを紹介する。また,より多くの因果関係の推論を可能にし得る,感覚と認知機能の低下への介入について論じる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *感音難聴 ,  *老化 ,  *失認 ,  聴力 ,  聴覚 ,  認識 ,  ヒト ,  神経生理
準シソーラス用語： *加齢性難聴 ,  認知機能低下

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  老人医学  (GC09000X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 加齢 ,  難聴 ,  認知機能低下 ,  メカニズム ,  レビュー