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J-GLOBAL ID:201502207495159560   整理番号:15A0840476

オゾン処理副産物を除去する固定床バイオフィルムリアクタの性能を最適化する化学的ならびに環境的な方法の評価

Evaluation of Chemical and Environmental Methods to Optimize Performance of Fixed Bed Biofilm Reactors to Remove Ozonation By-Products
著者 (2件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 227-239  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: C0746A  ISSN: 0191-9512  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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オゾン処理は飲用水の浄化処理で広く利用されているが,これは自然の有機物を生物分解可能な有機物(BOM)へ分解し,これは微生物により消費される。このためBOMの量は配水系における微生物の再成長の指標となる。本研究では6台の固定床バイオフィルムリアクタ(FBBR)を使用し,1)FBBR中に付着したバイオフィルムの成長の立証と定量化,2)プラスチック媒質によるFBBRに対する従来型の媒質(砂と無煙炭)によるバイオフィルタを使用したオゾン処理副産物除去の評価と比較,3)連続的なオゾン-FBBR処理プロセスを最適化する化学的ならびに環境的な戦略の評価,を実施した。実験では媒質としてプラスチックを使用した5台のバイオフィルタ,砂と無煙炭を使用した1台のバイオフィルタを使用した。環境条件としてプラスチックのみ(対照),光を遮断,クロラミン,過酸化水素,従来型(対照),栄養素(窒素とリン)の6種類の条件で実験を行った。各リアクタによる処理水の全ATP,細胞内ATP,同化性有機炭素の経時変化を測定し,以下の結論を得た。光の遮断条件では,黒藻とユスリカの成長を抑制したが,バイオマスの成長を妨げなかった。クロラミンの添加はバイオフィルムの成長を最小限とし,水性バイオマスを削減した。過酸化水素の添加は黒藻とユスリカの成長を阻止した。栄養素の添加はバイオマスの成長とユスリカの密度を増加させたが,バイオフィルムは対照と同程度であった。またアンモニアの添加はマキガイのコロニー形成を遅延させた。FBBRの最適化はバイオマスの成長と生物多様性に影響を与えたが,オゾン処理副産物の除去を促進しなかった。
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分類 (3件):
分類
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用水の物理的処理  ,  用水の化学的処理  ,  用水の生物学的処理 
物質索引 (1件):
物質索引
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