抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本オペレーションズ・リサーチ学会の研究部会の活動として1997年から実施されている「データ解析コンペティション」について紹介した。まず,このコンペティションの特徴として,1)複数の学術団体が共同して開催にあたり,実務的業務において複数企業が協力している,2)共通のデータを使って全チームが発表する,3)実データを提供し,産学を対象に発表チームを募集,などを挙げて,それらについて説明した。次に,コンペティションが毎年提供してきたデータの一覧を提示した。次に,20年間の分析のトレンドを分析基盤と,分析技術に分けて説明した。分析基盤では,情報処理技術の進歩を述べた。分析技術では,量的集約データ(統計解析,線形モデルなど)→量的個別データ・質的データ(非線形モデル,機械学習,マイニングなど)→複雑な関係・教師なしデータ(人工知能など)への進展の流れや,可視化,データの見える化について述べた。