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J-GLOBAL ID：201502207548796477   整理番号：15A0406408

湿式製錬用途向けチタンの腐食耐性を向上させる新しい方法

A new method to improve the corrosion resistance of titanium for hydrometallurgical applications

著者 (3件)： LIU Jing (Dep. of Materials Engineering, The Univ. of British Columbia, 6350 Stores Road, Vancouver, BC, Canada V6T 1Z4) ,  ALFANTAZI Akram (Dep. of Materials Engineering, The Univ. of British Columbia, 6350 Stores Road, Vancouver, BC, Canada V6T 1Z4) ,  ASSELIN Edouard (Dep. of Materials Engineering, The Univ. of British Columbia, 6350 Stores Road, Vancouver, BC, Canada V6T 1Z4)
資料名： Applied Surface Science  (Applied Surface Science)
巻： 332  ページ： 480-487  発行年： 2015年03月30日 
JST資料番号： B0707B  ISSN： 0169-4332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の主な目的は,90°CのH₂O₂溶液を用い制御した化学酸化により,高耐食性を有する酸化チタン膜を作製する方法を開発することであった。作製した化学酸化膜(COF)は,X線回折(XRD)測定により評価し,アナターゼとルチルの混合物または純粋なルチルであり,それは主にH₂O₂溶液中のCl^-およびSO₄^2-の存在に依存することを見出した。XRDの結果は,SO₄^2-イオンの添加がアナターゼの形成を促進する一方,Cl^-イオンの添加はルチルの形成に有利であることを示した。湿式製錬用途向け成長させたままのCOFの耐食性を線形分極抵抗および電気化学的インピーダンス分光測定によって評価した。結果は,H₂O₂溶液を用いた化学的酸化は,湿式製錬用途のためのTiの耐食性を向上させることが可能であることを確証した。2M H₂O₂/0.1M HCl溶液での化学酸化は,Tiの耐食性に最大の向上をもたらした。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *チタン ,  *耐食性 ,  *湿式製錬 ,  *過酸化水素 ,  X線回折 ,  アナターゼ型結晶 ,  ルチル型結晶 ,  分極抵抗 ,  Nyquist線図 ,  Bode線図 ,  モルフォロジー ,  表面構造 ,  酸処理 ,  *酸化 ,  酸化膜 ,  *電気化学的腐食試験 ,  電気化学インピーダンス ,  酸化チタン
準シソーラス用語： *化学的酸化 ,  二酸化チタン

分類 (2件)： その他の表面処理  (WC08070F) ,  防食  (WB03040M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 湿式製錬 ,  用途 ,  チタン ,  腐食耐性