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J-GLOBAL ID:201502207575585217   整理番号:15A1027224

チタンとその合金上でのプラズマ電解酸化を経由して形成したリン酸カルシウムベース複合層の表面特徴解析と腐食挙動:レビュー論文

Surface characterization and corrosion behavior of calcium phosphate-base composite layer on titanium and its alloys via plasma electrolytic oxidation: A review paper
著者 (8件):
資料名:
巻: 57  ページ: 397-413  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: W0574A  ISSN: 0928-4931  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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近年,ヒドロキシアパタイト(HA)や炭酸アパタイト(CA)といったリン酸カルシウム-ベースの複合体は,その高い抵抗性により,インプラントのような臨床および生物医学的応用において価値のある生体適合性コーティング層とみなされてきた。本総説では,純粋なチタンおよび他の生物医学グレードチタン合金について,プラズム電解酸化(PEO)法を経由して作製したリン酸カルシウム-ベース複合層に対する電圧,時間および電解質の効果に注目した。注目すべきことに,これらパラメータは様々な工学的および生物医学的応用に関して得られたコーティングの構造,形態,pH,厚みおよび結晶性を変えた。従って,構造化層は,生体適合性の向上,腐食抵抗の向上および骨結合に関するおまけ的な利益の獲得を引き起こした。形態と相転移に対する適用パラメータおよび様々な電解質の効果を測定するために,0から20μmの厚さ範囲の作製層をXRD,FESEM,EDS,EISおよび腐食分析により解析し,それぞれ物理的,化学的,機械的および摩擦学的特徴を評価した。加えて,PEO過程でのカルシウム,リンおよびチタン濃度は上向きに変化し,これが厚みを変えることによる生物活性の強化へと導くことが分かった。本結果は,結晶性,厚さおよび複合層の内容物が,熱処理を適用することにより変わることを確証した。人体模擬環境における動電位分極を通して腐食挙動を調べた。ここでは,Ringer液中,500Vでの15分間にわたり,500Vでのコーティングプロセス条件で至適腐食抵抗性を得た。望ましい機械的および生物医学的特性をもつより適切なチタン系インプラントを作り出すことにより,PEOのさらなる発展を目的として,本総説を要約した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材  ,  非鉄金属材料  ,  非金属化合物  ,  電気化学反応 

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