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J-GLOBAL ID：201502207580933622   整理番号：15A1150357

ジオセルと地山補強材による一体のり面工の特性について

著者 (1件)： 原田道幸 (東京インキ)
資料名： ジオシンセティックス技術情報  (JCIGS)
巻： 31  号： 1  ページ： 7-12,1(1)  発行年： 2015年03月25日 
JST資料番号： L3940A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,盛土等の土構造物の耐震補強,耐降雨補強が重要な課題となっている。本報で紹介した工法は,軽量で施工性がよく比較的安価なジオセルによるのり面保護工と斜面の耐震・耐降雨補強として近年多用されている地山補強材とを組み合わせた地山安定化工法である。本工法の開発では,1)施工性の把握と歩掛の把握,2)ジオセルの曲げ特性の把握と設計手法,3)補強芯材とジオセルの一体化の方法,の3つの課題を確認することとし,実施工ヤードでの施工試験,実物大のジオセルを用いた曲げ試験,実物大のジオセルと補強芯材による頭部構造の検討と引張試験を実施した。試験で確認された本工法の特性を報告した。

シソーラス用語： 補強材料 ,  *地山 ,  耐震補強 ,  降雨 ,  *補強工事 ,  *法面工 ,  機械的性質 ,  特性 ,  心材 ,  試験 ,  曲げ試験 ,  引張試験 ,  実物大試験
準シソーラス用語： *ジオセル ,  曲げ特性 ,  施工試験 ,  耐降雨補強 ,  *地山安定処理

分類 (1件)： 土工計画,土工事  (RA07050R)

引用文献 (5件)：

• 松丸貴樹・小島謙一ら: 降雨の影響を考慮した盛土の棒状補強材を用いた耐震補強対策工の検討、 第43回地盤工学発表会、 2008
• 松丸貴樹・小島謙一・舘山勝ら: 模型実験による背面地山の浸透水を受けた盛土の耐震対策工の評価、 第43回地盤工学発表会、 2008
• 原田道幸、小島謙一、松丸貴樹ら: セル型立体補強材と地山補強材を組み合わせた盛土補強土工法の開発、 第67回土木学会全国大会、 2012
• 原田道幸、清川伸夫、小島謙一、松丸貴樹、岡本正弘、矢崎澄雄、横田弘一、大内公安: セル型補強材を用いたのり面工の曲げ変形特性、 第68回土木学会全国大会、 2013
• 公益社団法人地盤工学会: 地山補強土工法設計・施工マニュアル、 2011

タイトルに関連する用語 (3件)： ジオセル ,  地山補強材 ,  のり面工