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J-GLOBAL ID:201502207599209038   整理番号:15A0909708

インクジェット印刷法を用いるサブμl液滴の急速凍結による細胞のハイスループット凍結保存:クライオプリンティング

High throughput cryopreservation of cells by rapid freezing of sub-μl drops using inkjet printing - cryoprinting
著者 (5件):
資料名:
巻: 15  号: 17  ページ: 3503-3513  発行年: 2015年09月07日 
JST資料番号: W2330A  ISSN: 1473-0197  CODEN: LCAHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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3T3マウス線維芽細胞及びヒトはい性幹細胞(hESC)由来のヒト神経前駆細胞(NPC)を凍結保存するインクジェット印刷法の活用に成功した。凍結保護剤としてジメチルスルホキシド(DMSO)を含有する印刷する細胞懸濁液380plから114nl体積の固着滴を100Hz~20kHz領域における速度で調製した。印刷及び凍結融解サイクル(液体窒素温度で最低で24時間放置)後に,全ての液滴沈着速度で3T3細胞はCPA濃度<0.8Mで>90%の平均生存率であった。従来の通常用いられる凍結保存法に比べて有意により低いCPAであった。細胞生存性は,ポリマ基材を用いた時より小さな変動であった。ポリイミド基材使用が最も良好な結果であった。液体窒素温度で2か月間保存後の3T3細胞の生存性は,24時間保存よりも僅かに減少したが,4か月,6か月後に大きな変化はなかった。同じ凍結融解サイクル後のNPCの生存性は55%であった。より高いCPA濃度を用いる従来の凍結保存条件に匹敵した。195Kでの基材への細胞の印刷実験あるいは液体窒素への直接的な並行した一連の実験の結果,液滴沈着速度と細胞生存性において考慮すべき変動があった。細胞懸濁液は凍結に続く印刷よりもCPAの高濃度化が必要であった。凍結後の細胞生存性のためには,細胞生存性DMSOとポリエチレングリコール(PEG)の組み合わせでの低い沈着速度が必要であった。以上の結果は,インクジェット印刷法は現状の低容積の凍結保存法に要求されるよりもより低いCPA濃度で細胞凍結保存のための実用的なハイスループット法を提供したことを示した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  生物科学研究法一般 
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