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J-GLOBAL ID:201502207605599004   整理番号:15A0126993

根釧地域における飼料用トウモロコシのアーバスキュラー菌根菌感染率とリン酸施肥反応に及ぼす前作物の影響

Effect of previous cropping on arbuscular mycorrhizal colonization and response to phosphorus application in maize grown in Konsen, Japan
著者 (8件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 501-508  発行年: 2014年12月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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前作にアーバスキュラー菌根(AM)菌の宿主作物を栽培した圃場でトウモロコシなどを栽培した場合,AM菌の感染率上昇によりリン酸吸収が促進され作物の生産性が上がる事が知られている。しかし,こうした現象が根釧地域のような寒冷少雪で土壌凍結が発達する地帯での再現性については不明である。本稿では,当該地域において前作が後作のトウモロコシへのAM感染率及び生育に対する影響を検討した。試験には飼料用トウモロコシを用い,前作には当該菌の宿主作物であるトウモロコシおよび非宿主作物のサトウダイコンまたはシロガラシを栽培した区を設け,収穫後それぞれの残渣をすき込んだ。その結果,前作がトウモロコシ区では明らかに後作のAM菌感染率が高く,初期生育量も高く顕著であった。一方,リン酸施肥の効果については,前作がトウモロコシ区ではリン酸施肥充足率が低下したにもかかわらずトウモロコシの初期生育量の低下は少なかったが,前作がテンサイ区では低下が著しかった。以上の結果から,根釧地域においてもAM菌を活用したリン酸施肥体系の確立が可能であるとの考察を述べた。
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分類 (3件):
分類
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飼料作物,草地  ,  土壌生物  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (35件):
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