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J-GLOBAL ID:201502207644140354   整理番号:15A0100572

Streptococcus pneumoniae感染の初期相におけるマウスの肺組織におけるサイトカインの動的変化【Powered by NICT】

The dynamic change of cytokines in lung tissues of mice in the early phase of Streptococcus pneumoniae infection
著者 (7件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 484-489  発行年: 2013年 
JST資料番号: C2408A  ISSN: 1000-8861  CODEN: MIZAED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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研究は非致死的肺炎球菌マウスモデルを確立し,感染後72時間以内に肺炎球菌を除去におけるサイトカインの役割を検討するようデザインした。成人SPF Balb/cマウス(雌,6-8週,15-18g)は3×10~6cfu/mlの濃度で鼻滴下による50μl Streptococcus pneumoniaeD39に感染していた。実験マウスのBALFは細菌計数と細胞計数のために収集された;肺組織は細菌計数,病理組織学的検査およびサイトカイン検出のために収集した。BALFの細菌集団は接種後2時間で徐々に低下し,接種後72時間で正常レベルに低下が分かった。肺ホモジネートの細菌集団は接種後6時間でピークに達し,6hから24hに著明に低下し,ほとんど接種後72時間で消失した。肺好中球の割合は接種後2時間で著明に増加し,12時間でピークに達し,その後48時間で正常レベルに低下した。肺ホモジネート中のリンパ球の割合は接種後2時間で著明に増加し,6時間でピークに達し,その後24時間で正常レベルに低下した。肺組織における炎症細胞浸潤は,接種後6時間,48時間でピークに達したのが見出され,肺組織は回復し始めた。IFN-γ,TNF-α,IL--6,IL--1およびIL--17のような肺ホモジネート中の炎症性サイトカインのレベルは,接種後2時間で有意に高かった(P < 0.05),IFN-γ,TNF-α,IL-6とIL-1のレベルは6時間後正常に徐々に低下したが,IL-17のレベルは(P < 0.05)接種後の最初の12時間で高レベルを維持し,正常レベルに低下した。結論として,感染の初期相の肺組織におけるサイトカインの変化は自然免疫応答だけでなく,適応免疫応答の開始に重要な役割を果たす可能性がある。サイトカインの動的バランスは細菌を明らかにする好中球とリンパ球の動員を促進し,同時に過剰な炎症反応による肺組織損傷を避けることができた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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肺  ,  免疫反応一般  ,  抗原・抗体・補体一般 

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