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J-GLOBAL ID:201502207658967374   整理番号:15A0157437

iNOS/p38MAPK及びニトロチロシンの阻害を介した虚血傷害誘導神経細胞死に対するHericium erinaceus菌糸及びそれの単離エリナシンAの保護作用

Protective Effects of Hericium erinaceus Mycelium and Its Isolated Erinacine A against Ischemia-Injury-Induced Neuronal Cell Death via the Inhibition of iNOS/p38 MAPK and Nitrotyrosine
著者 (19件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 15073-15089 (WEB ONLY)  発行年: 2014年09月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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食用きのこH.erinaceusは多数の生物活性作用を増強することが示されている。この論文において,広範囲の虚血性脳卒中を用いて,H.erinaceus菌糸は神経保護をもたらす消炎剤として作用するかどうか及び関与するメカニズムを研究した。2つの共通頚動脈の閉鎖により誘導した虚血再灌流脳障害後に,ラットをH.erinaceus菌糸及びそれの単離ジテルペノイド誘導体エリナシンAにより処理した。血清中の炎症性サイトカインの生成及び脳梗塞の体積を測定した。この脳卒中動物モデル(SAM)の蛋白質を評価し,H.erinaceus菌糸の影響を調べた。H.erinaceus菌糸はSAM群と比較しては50及び300mg/kgの濃度で総梗塞体積を各々最大22%及び44%縮小した。IL1β,IL6及びTNFαを含む急性炎症性サイトカインはエリナシンAにより全て低下した。ニトロチロシン含有蛋白質,p38MAPK及びC/EBPのリン酸化及びCHOP発現のレベルはエリナシンAにより低下した。さらに,エリナシンAによるSAMモデルにおける虚血傷害因子の調節は,反応性窒素種の抑制及びiNOS,p38MAPK及びCHOPのダウンレギュレーションをもたらすように見えた。これらの知見により,ニューロンの虚血傷害の予防を含むH.erinaceus菌糸の神経成長性質を認め,この保護作用はiNOS,p38MAPK及びCHOPのin vivo活性に関与することを示唆した。(翻訳著者抄録)
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食品の化学・栄養価  ,  野菜とその加工品  ,  循環系の基礎医学  ,  中枢神経系 
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