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J-GLOBAL ID:201502207667196675   整理番号:15A0891446

食事からのフェノール化合物と微生物叢との関係:ヒトの健康に及ぼす影響

The relationship between phenolic compounds from diet and microbiota: impact on human health
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 2424-2439  発行年: 2015年08月05日 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒト腸管は微生物叢と呼ばれる複雑な微生物集団の住処である。腸内微生物叢は宿主の健康保持において重要な役割を演じる一方で,薬物の使用または食事パターンなどの外部要因の影響にさらされる。微生物叢の成分及び機能における変化は,いくつかの疾患状態において述べられ,健康状態を保つための腸内微生物叢の役割を強調している。種々の食事性化合物の中で,ポリフェノール類は,抗酸化活性,抗癌活性または抗微生物活性などの重要な生物活性を有するものがあることが判明した非常に興味深いグループを構成する。ポリフェノールという用語は,フェノール環をもつ何千という分子を表し,植物性食品中に広く分布している。これらの化合物の生物活性は腸管吸収に高く依存しており,多くの場合,腸内の特定の微生物によって生物活性型に変換される非吸収性前駆体として摂取される。これらの微生物の数種が同定されており,関係する酵素的段階が解明された。しかしながら,摂取されたポリフェノール類がヒト腸内微生物叢に及ぼす影響についてはよく分かっていない。通常の食事では共存するほかの生物活性化合物だけでなく,ポリフェノール化合物及び由来食品の不均一性が,ヒトの腸内細菌叢の複雑性とあいまって食事性ポリフェノール類と腸内細菌叢との相互作用の理解を困難にしている。しかしながらこれは,微生物叢-食品成分相互作用の理解を通じて食品の機能性領域の知識を広げることを約束する重要な研究領域である。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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食品の化学・栄養価  ,  微生物の生態 
タイトルに関連する用語 (4件):
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