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J-GLOBAL ID:201502207668103433   整理番号:15A0903879

モデルODS合金中の酸化物ナノ粒子の分散,構造および組成に対するTiとCrの影響

Effect of Ti and Cr on dispersion, structure and composition of oxide nano-particles in model ODS alloys
著者 (10件):
資料名:
巻: 97  ページ: 223-233  発行年: 2015年09月15日 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ボールミリングとその後の熱間押出により3つのモデルODS合金(Fe-0.3Y2O3,Fe-0.2Ti-0.3Y2O3およびFe-14Cr-0.2Ti-0.3Y2O3)を作製し,ナノ酸化物粒子のサイズ,分布,結晶構造および組成に対するTiとCrの影響を調べた。酸化物ナノ粒子試料の分布,構造および組成を決定するために,すべての合金を高分解能透過電子顕微鏡(HRTEM),アトムプローブトモグラフィー(APT)およびシンクロトロンX線回折(S-XRD)により評価した。Fe-Y2O3,Fe-Ti-Y2O3およびFe-Cr-Ti-Y2O3合金に対するメジアン粒子径は,それぞれ9.6nm,7.7nmおよび3.7nmで,つまり,Tiの存在は酸化物粒子径の大きい低下をもたらし,そしてCrの添加は更にサイズの低下を与えた。Fe-0.3Y2O3合金中,粒子はbccY2O3で,一方で他の2つの合金(Fe-Ti-0.3Y2O3およびFe-Cr-Ti-Y2O3)中では,酸化物粒子は斜方晶Y2TiO5およびfccY2Ti2O7と構造的に一致することが分かった。詳細なAPT研究は,Fe-Cr-Ti-Y2O3合金中全てのサイズの酸化物粒子周りにCrシェルを示し,クラスター組成の領域が存在し,そして粒子の化学がクラスターサイズと共に変化することを明らかにした。Crの添加が粒子径および化学量論性の両者に強い影響を持つことを明らかにした。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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分散強化合金 

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