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J-GLOBAL ID：201502207685156591   整理番号：15A1169675

金属-配位子連携

Metal-Ligand Cooperation

著者 (2件)： KHUSNUTDINOVA Julia R. (Coordination Chemistry and Catalysis Unit, Okinawa Inst. of Sci. and Technol., 1919-1 Tancha, Onna-son, Kunigami-gun ...) ,  MILSTEIN David (Dep. of Organic Chemistry, Weizmann Inst. of Sci., Rehovot 76100 (Israel). [e-mail])
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 54  号： 42  ページ： 12236-12273  発行年： 2015年10月12日 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属-配位子連携(MLC)は合成系ならびに生物系のいずれでも遷移金属錯体による触媒作用において重要な概念となってきた。MLCとは,すべてのキーとなる転換が金属中心で生ずる一方,配位子(例えばホスフィン)が観客として行動する”古典的”遷移金属触媒と比較すると,金属と配位子の両者が直接的に結合活性化に関与する,ということを意味している。このレビューでは,以下の2つの例におけるMLCを論じている。これらの2例は1)金属と配位子が結合活性化の間に化学修飾される場合,および2)結合活性化が,たとえ配位子の反応中心が金属と直接には結合していない(例えば互変異性を経由する)としても,連携している配位子を含む第一配位圏で即座の変化をもたらす場合である。効率のよい触媒作用を可能とすることと触媒失活反応におけるMLCの役割が論じられる。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *金属 ,  *配位子 ,  *相互作用 ,  遷移金属錯体 ,  ホスフィン ,  遷移金属触媒 ,  化学反応 ,  *活性化 ,  化学修飾 ,  互変異性 ,  *触媒失活 ,  触媒
準シソーラス用語： *均一触媒 ,  結合活性化 ,  触媒作用 ,  配位圏

分類 (3件)： 触媒反応一般  (CB06080F) ,  有機金属化合物一般  (CF09010N) ,  触媒の性質一般  (CB06121R)

タイトルに関連する用語 (2件)： 配位子 ,  連携