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J-GLOBAL ID：201502207702289613   整理番号：15A0132619

ホブ切りにおけるコーティング工具の摩耗挙動に及ぼすMQLの効果(全面コーティング舞いツールによる基礎実験)

Effect of MQL on wear behavior of various coated tools in hobbing (Fundamental experiments using fully coated tools)

著者 (8件)： 松岡寛憲 (大分大 工) ,  久保明雄 (九州産業大 工) ,  劉孝宏 (大分大 工) ,  QIU Hua (九州産業大 工) ,  中江貴志 (大分大 工) ,  小野肇 (ユシロ化学工業) ,  石原信太郎 (大分大 大学院) ,  首藤周一 (大分大 工)
資料名： 日本機械学会論文集(Web)  (Bulletin of the JSME (Web))
巻： 80  号： 820  ページ： DSM0392 (WEB ONLY)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0182B  ISSN： 2187-9761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ホブ切りをシミュレートした舞いツール切削において,TiN,TiAlN,TiSiNおよびAlCrSiNコーティングを刃先全面に施した工具および無処理工具を用いて,SCM415(HB143)を切削した場合の仕上げ面粗さおよび工具の逃げ面摩耗を,ドライおよびMQLについて比較を行った。その結果,実験に用いたほとんどの工具において,ドライの場合に比べてMQLの場合のほうが工具寿命を延ばし,MQLによる摩耗低減効果が認められた。実験したすべての工具において,ドライに比べてMQLのほうが仕上げ面粗さは小さく,TiAlN工具およびAlCrSiN工具を用いた場合に,MQLによる粗さ低減効果は大きい。(著者抄録)

シソーラス用語： *ホブ切 ,  *被覆工具 ,  摩耗 ,  挙動 ,  切削 ,  *潤滑 ,  切削工具 ,  窒化物 ,  チタン化合物 ,  低炭素合金鋼 ,  乾式切削 ,  工具寿命 ,  機械的性質 ,  性質

分類 (1件)： その他の切削  (QC02040C)

引用文献 (16件)：

• Aida, T., Ikawa, N., Iwata, K., Okamura, K., Nakajima, T. and Hoshi, T., Cutting technology (1973), p.300, Corona Publishing (in Japanese).
• Furuno, M., Development of Roughing End mill coated AT for high-speed steels, Mechanical Engineering, Vol.53, No.9 (2005), pp.48-50 (in Japanese).
• Fujimura, Y., Machining methods for practical use (1991), p.172, Kyoritsu Shuppan (in Japanese).
• Katsuki, A. and Matsuoka, H., Correspondence in tool wear between hobbing and cutting using a fly-tool, Report of the Faculty of Engineering, Oita University, No.23 (1991), pp.7-13 (in Japanese).
• Klocke, F. and Eisenblätter, G., Dry cutting, Annals of the CIRP, Vol.46, No.2 (1997), pp.519-529.

タイトルに関連する用語 (7件)： ホブ切り ,  コーティング工具 ,  摩耗挙動 ,  MQL ,  コーティング ,  舞いツール ,  基礎実験