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J-GLOBAL ID：201502207762658643   整理番号：15A1168347

リンゴ酸錯体中のZrの添加によるCaFe₂O₄の多孔質構造の生成

Formation of CaFe₂O₄ porous structure by addition of Zr in malic acid complex

著者 (7件)： OBUKURO Yuki (Interdisciplinary Graduate School of Agriculture and Engineering, Univ. of Miyazaki) ,  OBATA Kenji (Dep. of Creative Engineering, National Inst. of Technol. (NIT), Kitakyushu Coll.) ,  MAEDA Ryosuke (Dep. of Creative Engineering, National Inst. of Technol. (NIT), Kitakyushu Coll.) ,  MATSUSHIMA Shigenori (Dep. of Creative Engineering, National Inst. of Technol. (NIT), Kitakyushu Coll.) ,  OKUYAMA Yuji (Organization for Promotion of Tenure Track, Univ. of Miyazaki) ,  MATSUNAGA Naoki (Dep. of Environmental Robotics, Fac. of Engineering, Univ. of Miyazaki) ,  SAKAI Go (Dep. of Environmental Robotics, Fac. of Engineering, Univ. of Miyazaki)
資料名： Journal of the Ceramic Society of Japan (Web)  (Journal of the Ceramic Society of Japan (Web))
巻： 123  号： 1442  ページ： 995-998 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0409A  ISSN： 1348-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リンゴ酸錯体へのZr添加の影響をCaFe₂O₄の微細構造と比表面積の改良の目的で検討した。リンゴ酸錯体から得られた前駆体の700°Cでのか焼で非添加とZr添加(Feに対して5mol%と10mol%)の両方の系でCaFe₂O₄相を得ることができた。これは従来の固相反応法のものよりおよそ200°C低い。調べた製品の中で5mol%のZr添加の製品だけが独特の小さめの粒で結合された三次元多孔質構造を示し,非添加と10mol%のZrを添加した製品と比較してより高い比表面積をもたらした。XPS測定によるとすべての構成元素で原子価状態に顕著な変化は無かった。5mol%Zr添加のCaFe₂O₄は改良されたより高い比表面積および独特の微細構造ならびに材料自体の機能性の見地から様々な用途のためのさらなる調査を行なう価値がある。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *カルシウムフェライト ,  硝酸カルシウム ,  硝酸塩 ,  鉄化合物 ,  *ジルコニウム化合物 ,  アルコラート ,  *ジカルボン酸 ,  *前駆体 ,  か焼 ,  *結晶構造 ,  *原子価 ,  状態 ,  微細構造 ,  *比表面積 ,  *多孔質体 ,  *錯体生成 ,  添加物効果 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： 原子価状態 ,  錯体形成 ,  硝酸鉄 ,  多孔質構造

分類 (3件)： 塩  (CD01050V) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y)

物質索引 (2件)： テトライソプロポキシジルコニウム(IV) ,  リンゴ酸

タイトルに関連する用語 (4件)： リンゴ酸 ,  錯体 ,  Zr ,  多孔質構造