抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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噴火のトリガーについては幾つかの議論が行われてきたが,噴火の終わりについての検討はほとんど行われていない。本小論は,噴火の開始と同様に噴火の停止についてもいろいろな場合があることを認識し,それらの検討結果をまとめた。特に新しいデータやアイデアを提供するものではないが,議論の材料を提供することを意図している。最初に,噴火様式に関係なく,噴出率=0となる条件についてまとめ,次いで,溶岩ドーム,プリニー式噴火,カルデラ噴火の三つの噴火タイプ毎に,その噴火の終わり方について,より具体的にその要因を検討した。噴火の開始と同様に噴火の終了についても過程としては確率的な部分を含む。噴火が終了した段階で,噴火停止について出来る限り定量的なモデル化・パラメータの評価を行うことが,次の噴火予測にも有用であろう。