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J-GLOBAL ID：201502208039228661   整理番号：15A0896770

磁化Na-P1型ゼオライトによる土壌Csの除去技術の開発

Development of Decontamination Technique for Radioactive Cs in Soil Using Composite Material of Na-P1 Type Zeolite and Magnetite

著者 (8件)： 逸見彰男 (愛媛大 農) ,  青野宏通 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  田村一将 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  松枝直人 (愛媛大 農) ,  JOHAN Erni (愛媛大 農) ,  山内理恵 (愛媛大 農) ,  山本徹 (愛媛大 農) ,  福垣内暁 (愛媛県産業技術研)
資料名： 環境放射能除染学会誌  (Journal of the Society for Remediation of Radioactive Contamination in the Environment)
巻： 1  号： 1  ページ： 9-13  発行年： 2013年05月31日 
JST資料番号： F1580A  ISSN： 2187-8382  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Csと同じ大きさの結晶孔隙をもつNa-P1型ゼオライトがCsの特異選択吸着特性を有することに着目,これを磁性化し磁化Na-P1型ゼオライトとし,土壌よりCsを取り除く実証実験を福島で実施した。土壌に1割の磁化Na-P1型ゼオライトを混入し,10分間のミキシングを1回行ない,3段程度の磁選操作により概ね8割以上のCsが土壌より取り除かれることが判明した。成否の決め手は,ミキシングによりマグネタイトが分離しない磁化Na-P1型ゼオライトの作りこみ,土壌から磁化Na-P1型ゼオライトを分離する磁選機の構造,溶出助剤として2%のシュウ酸ないしシュウ酸アンモニウムの条件だった。(著者抄録)

シソーラス用語： 原子炉事故 ,  放射能汚染 ,  *放射能除染 ,  セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  *合成ゼオライト ,  *土壌浄化 ,  土壌汚染 ,  吸着剤 ,  実証実験 ,  磁鉄鉱 ,  磁化
準シソーラス用語： 福島原発事故 ,  放射性セシウム ,  *Na-P1型ゼオライト

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  土壌管理  (FB04070J)

引用文献 (5件)：

• Teruo HENMI: Clay Science, 6,277-282(1987)
• 逸見彰男:日本土壌肥料学雑誌、58(3)、378-380(2006)
• 稲田 幹、北條純一:材料の科学と工学、10、14-19(2006)
• H. Aono, H. Hirazawa, T. Naohara, H. Maehara, H. Kikkawa, Y. Watanabe: Mat. Res. Bull., 40, 1126-1135 (2006).
• 青野宏通,横田彩子,溝口裕己,田村一将,渡部祐輔,エルニ ジョハン,山内理恵,松枝直人,山本 徹,逸見彰男、環境放射能除染学会誌、印刷中

タイトルに関連する用語 (6件)： 磁化 ,  Na ,  ゼオライト ,  土壌 ,  Cs ,  開発