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J-GLOBAL ID:201502208050700975   整理番号:13A1715705

過酸化水素は,Cucumis sativusにおけるブラシノステロイド類誘起CO_2同化と糖質代謝のための二次メッセンジャーとして機能する

Hydrogen peroxide functions as a secondary messenger for brassinosteroids-induced CO_2 assimilation and carbohydrate metabolism in Cucumis sativus
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資料名:
巻: 13  号: 10  ページ: 811-823  発行年: 2012年 
JST資料番号: W1572A  ISSN: 1673-1581  CODEN: JZUSAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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ブラシノステロイド類(BRs)は,農作物における光合成と作物収量の強力な調節因子である。しかしながら,BRsが光合成を増加する機構は,完全に理解されていない。ここで,著者らは,24-エピブラッシノリド(EBR)の葉面散布がキュウリにおいてCO_2同化,過酸化水素(H_2O_2)蓄積と葉面積における増加になることを示した。H_2O_2処理は,その生産阻害因子またはスカベンジャーによるH_2O_2蓄積の阻害がEBR誘起CO_2同化を完全に無効にしたとき,CO_2同化の増加を誘発した。EBRとH_2O_2処理植物体のより大きな葉面積により捕獲する光の増加は,光化学系II(ΦPSII)と光化学的消光係数(q P)の光化学的効率の増加を伴った。EBRとH_2O_2は,CO_2反応曲線の分析とRubisco活性のin vitro測定からのリブロース-1,5-ビスリン酸オキシゲナーゼ/カルボキシラーゼ(Rubisco)のカルボキシル化効率を両方とも活性化した。さらに,EBRとH_2O_2は,スクロースりん酸シンターゼ,ショ糖合成酵素とインベルターゼのような糖質代謝の活性増加に続き,総可溶性糖,ショ糖,ヘキソースと澱粉の含有量を増加した。面白いことに,澱粉と糖利用に含む酵素の転写体の発現は,EBRとH_2O_2によって抑制された。しかしながら,炭水化物代謝に及ぼすEBRの影響は,H_2O_2発生阻害因子ジフェニレンヨードニウム(DPI)またはスカベンジャージメチルチオ尿素(DMTU)前処理によって逆転した。すべてのこれらの結果は,H_2O_2が,キュウリ植物体におけるEBR誘起CO_2同化と糖質代謝のための二次メッセンジャーとして機能することを示した。著者らの研究は,H_2O_2がBRsによって光合成の調整をもたらすことを確認し,EBRとH_2O_2が酸化還元信号伝送を通してCalvin回路と糖質代謝を制御して,このように,農作物の光合成の能力と収穫量を増加することを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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植物の生化学 

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