ネイティブエレクトロスプレーイオン化質量分析法とトップダウンタンデム質量分析によるオンライン検出のイオン交換クロマトグラフィーを用いる無傷蛋白質複合体およびバイオ医薬品の特性解析

MUNEERUDDIN Khaja; NAZZARO Mark; KALTASHOV Igor A.

文献

J-GLOBAL ID：201502208112063625 整理番号：15A1276313

ネイティブエレクトロスプレーイオン化質量分析法とトップダウンタンデム質量分析によるオンライン検出のイオン交換クロマトグラフィーを用いる無傷蛋白質複合体およびバイオ医薬品の特性解析

Characterization of Intact Protein Conjugates and Biopharmaceuticals Using Ion-Exchange Chromatography with Online Detection by Native Electrospray Ionization Mass Spectrometry and Top-Down Tandem Mass Spectrometry

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資料名：
巻： 87 号： 19 ページ： 10138-10145 発行年： 2015年10月06日
JST資料番号： A0395A ISSN： 0003-2700 CODEN： ANCHAM 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

蛋白質医薬品は製薬工業における最も急成長している分野であり,認可されたバイオ医薬品の数や各種開発段階の医薬品の数は成長を続けつつある。本論文で,所謂ネイティブESIであるネイティブESI源を非変性条件で操作するオンラインイオン交換クロマトグラフィー(IXC)/ESI質量分析(MS)について報告した。IXCとESI MSによるオンライン検出の組合せにより,その立体構造の統合性を損なうことなしに,複合体および不均一治療薬蛋白質,蛋白質複合体の特性化を各種レベルで行うことが可能となった。質量プロファイリングのみでは溶出種の小さい変化を与える非酵素的翻訳後修飾を同定するには十分で無いが,オンライントップダウン分析を用いることによりこのことは可能となった。ここでは25kDaを越えない比較的小さいサイズの蛋白質を対象としたが,この方法は抗体-医薬品複合体などのより大きい複合体への応用も可能である。

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液体クロマトグラフィー , 質量分析 , 薬物の分析

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