文献

J-GLOBAL ID：201502208169899070   整理番号：15A0810615

位置・角度検出に用いる位相変調信号生成技術の開発

Development of Phase Modulation Signal Generation Technology in Position Tracking

著者 (3件)： 武舎武史 (三菱電機(株)) ,  仲嶋一 (三菱電機(株)) ,  犬島浩 (早稲田大学 情報生産システム研究科)
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 135  号： 7  ページ： 734-739 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 位置検出器の検出精度と小型化を両立する位相変調信号生成技術を提案し,1つのトラックから2つの周波数成分を取り出す技術の原理確認を行うと共に,高調波の誤差成分の重畳を課題として示した。従来の光学式正弦波内挿による角度検出技術で位置検出精度を高めるためには多数の周波数トラックが必要で小型化が困難と述べた。等間隔なスリットピッチに対して正弦波状にスリットの位置をシフトさせる位相変調信号の生成と受光部による周波数成分を分離して取出す検出原理を示した。原理検証機を試作し周期Mの正弦波成分及び周期Nの電気角成分を取り出せることを確認した。周期Mの正弦波成分及び周期Nの電気角成分の各々に高調波の誤差成分が重畳することを課題として示した。

シソーラス用語： *位置測定 ,  信号検出 ,  *角度測定 ,  *位相変調 ,  *信号発生 ,  測定精度 ,  変位測定 ,  位置決め ,  *小型化 ,  *精度 ,  光学スリット ,  実証実験 ,  フォトダイオード ,  光検出器アレイ
準シソーラス用語： 位置検出 ,  角度検出

分類 (2件)： 長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O) ,  変復調回路  (NC05050F)

引用文献 (8件)：

• (1) T. Musha et al.: “Basic examination of phase modulation signal generation technology in position tracking”, The Papers of Instrumentation and Measurement, IEE Japan, Vol. 75, No. 8, p. 1019 (2010) (in Japanese)
• 武舎武史・仲嶋 一・他:「位置検出における位相変調信号生成技術の基礎検討」, 電気学会計測研究会, Vol. 75, No. 8, p. 1019 (2010)
• (2) T. Musha et al.: “Development of the coaxial optical system for ultra compact high performance angular sensor”, Journal of the Japan Society for Precision Engineering, Vol. 75, No. 8, (2009) (in Japanese)
• 武舎武史・ 仲嶋 一・他:「超小型・高性能回転角センサに用いる同軸照射光学系の開発」, 精密工学会誌, Vol. 75, No. 8 (2009)
• (3) T. Kojima et al.: “Study on High-precision Angle Sensor and Angle measurement Technology”, IEEJ Trans. IA, Vol. 126, No. 12, p. 1629 (2006) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (2件)： 位相変調信号 ,  開発