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J-GLOBAL ID：201502208181820870   整理番号：15A0788534

2型糖尿病:汎用的治療法の限界と核酸主体の治療法による介入

Type 2 Diabetes Mellitus: Limitations of Conventional Therapies and Intervention with Nucleic Acid-Based Therapeutics

著者 (8件)： KOKIL Ganesh R. (Univ. Queensland, QLD, AUS) ,  VEEDU Rakesh N. (Univ. Queensland, QLD, AUS) ,  VEEDU Rakesh N. (Murdoch Univ., WA, AUS) ,  VEEDU Rakesh N. (Western Australian Neuroscience Res. Inst., WA, AUS) ,  RAMM Grant A. (QIMR Berghofer Medical Res. Inst., QLD, AUS) ,  RAMM Grant A. (Univ. Queensland, QLD, AUS) ,  PRINS Johannes B. (Univ. Queensland, QLD, AUS) ,  PAREKH Harendra S. (Univ. Queensland, QLD, AUS)
資料名： Chemical Reviews  (Chemical Reviews)
巻： 115  号： 11  ページ： 4719-4743  発行年： 2015年06月10日 
JST資料番号： B0256A  ISSN： 0009-2665  CODEN： CHREAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 糖尿病(DM)患者は世界中で3億8200万人(2013年)に達し,2030年にはさらに増大することが予測されている。DMはおもに1型と2型に分類でき,約90%が2型(T2DM)であることが知られている。本レビューでは,T2DMに対する従来型の治療法の限界について要約し,従来型治療法と低分子干渉RNA(siRNA)に基づく改良された治療法の批判的評価を行い,T2DMに対する,より有効で選択的な治療法の開発について論じる。T2DMの基礎的情報(根源的原因,グルコースの運命など)を要約した後,最初に経口血糖降下薬の作用機序とこの薬を用いた治療法の限界について論じた。次に,T2DMに対して最近開発されたRNA主体の治療法の現状法を以下の観点から論じた。(1)T2DMの根源的原因を標的とする,(2)血糖降下薬の規格化,(3)T2DMの血管合併症を標的とする,(4)標的特異性の増大及びバイオ/熱安定性の改善のためのsiRNA工学(核酸塩基修飾,糖修飾,ヌクレオチド間結合(ホスフェート)修飾,siRNAデザイン型修飾,siRNAオーバハングと末端修飾,化学的共役によるsiRNA修飾),(5)siRNA運搬に対する挑戦。

シソーラス用語： *2型糖尿病 ,  *siRNA ,  *血糖降下薬 ,  血管疾患 ,  合併症 ,  *治療法
準シソーラス用語： 血管合併症 ,  低分子干渉RNA

分類 (2件)： 糖質代謝作用薬の基礎研究  (GW13020Q) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 2型糖尿病 ,  汎用 ,  治療法 ,  限界 ,  核酸