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J-GLOBAL ID:201502208252623523   整理番号:15A1004150

Salvia miltiorrhizaはラットにおいて細胞外Ca2+流入の活性化を介し下部食道括約筋の緊張性収縮を誘導する

Salvia miltiorrhiza Induces Tonic Contraction of the Lower Esophageal Sphincter in Rats via Activation of Extracellular Ca2+ Influx
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資料名:
巻: 20  号:ページ: 14504-14521 (WEB ONLY)  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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胃食道逆流症(GERD)の40%までの患者は,プロトンポンプ阻害剤難治性GERDに悩んでいるが,臨床的に刺激性の逆流を避ける,下部食道括約筋(LES)を強化する医薬品の数は少ない。この研究は,Salvia miltiorrhiza(SM)抽出物が,ex vivoでLESの緊張性収縮を誘導するかを検討し,基になる機構を明らかにすることを目的にした。SM抽出物が誘導する,収縮効果の基になる機構を明らかにするため,ラットを,アトロピン(ムスカリン受容体アンタゴニスト),テトロドトキシン(ナトリウムチャンネルブロッカー),ニフェジピン(カルシウムチャンネルブロッカー)およびエチレングリコール四酢酸(EGTA)を含む無Ca2+Krebs-Henseleit溶液で前処理し,続いてSM抽出物を蓄積用量投与した。SM抽出物は,用量に依存してLESの緊張性収縮を誘導し,これはテトロドトキシン,アトロピンまたはニフェジピンにより影響されなかった。しかしながら,SM抽出物が誘導するLES収縮は,EGTAを含む無Ca2+Krebs-Henseleit溶液により有意に阻害された。次に,SM抽出物は,用量に依存し,細胞内Ca2+遊離に加え,初代LES細胞への細胞外Ca2+エントリーを有意に誘導した。共焦点蛍光顕微鏡は,SM抽出物が,一致して,時間に依存し,初代LES細胞への細胞外Ca2+の流入を誘導することを示した。結論として,SM抽出物は,主に細胞外Ca2+の流入経路を介し,LESの緊張性収縮を誘導する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  消化器の基礎医学  ,  基礎治療学 
物質索引 (4件):
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