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J-GLOBAL ID:201502208288798427   整理番号:15A0948728

コンテンツ閲覧行動を理解するための視覚コンテンツの設計構造の利用

Using Designed Structure of Visual Content to Understand Content-Browsing Behavior
著者 (3件):
資料名:
巻: E98.D  号:ページ: 1526-1535 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0469A  ISSN: 1745-1361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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凝視解析の研究により,観察者の凝視とその内部状態(すなわち,興味と意図)の関係のいくらかが明らかになった。しかし,ヒトの凝視はとても複雑で,観察者の状態だけでなく視覚コンテンツの時空間構造も影響するので,自由な環境でのコンテンツ閲覧行動を理解するのは未だに難しい。本研究では,閲覧行動の意味を理解するためのコンテンツクリエータの視点を示す新しい凝視解析の枠組みを提案した。Webページ,ディジタル記事,カタログのような視覚コンテンツを,設計構造(designed structure)と名付けた,コンテンツクリエータによって意図的に設計された構造で構成した。本稿では,設計構造の2つの要因に着目した。すなわち,コンテンツ要素の空間構造(コンテンツのレイアウト)と”同一グループに居る”のような要素の関係である。12人の参加者による実験でこの枠組を評価し,凝視行動から参加者の状態を推定した。実験結果では,設計構造を使用することでユーザの状態推定精度が他のベースライン法より改善したことを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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人間機械系 
引用文献 (17件):
  • [1] A. Yarbus, Eye movements and vision, Plenum Press, 1967.
  • [2] R.J.K. Jacob and K.S. Karn, “Commentary on section 4. eye tracking in human-computer interaction and usability research: Ready to deliver the promises,” in The mind's eye: cognitive and applied aspects of eye movement research, ed. R. Radach, J. Hyona, and H. Deubel, pp.573-605, North Holland, 2003.
  • [3] J.E. Russo and L.D. Rosen, “An eye fixation analysis of multialternative choice,” Mem. Cogn., vol.3, no.3, pp.267-276, 1975.
  • [4] H. Takagi, “Recognizing users' uncertainty on the basis of eye movement patterns: A step toward an effective task assistance system,” J. IPS Japan, vol.41, no.5, pp.1317-1327, 2000.
  • [5] Y.I. Nakano and R. Ishii, “Estimating user's engagement from eye-gaze behaviors in human-agent conversations,” Proc. International Conference on Intelligent User Interfaces (IUI2010), pp.139-148, 2010.
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