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J-GLOBAL ID：201502208433450573   整理番号：15A0526095

塩化カリウムと硫酸カリウムの違いが移植テンサイの生育・収量・品質・養分吸収に及ぼす影響

Effect of potassium fertilizer type on growth, yield, quality and nutrient uptake of sugar beet cultivated by paper-pot transplanting: comparison between potassium chloride and potassium sulfate

著者 (8件)： 笛木伸彦 (北海道総合研究機構 十勝農試) ,  笛木伸彦 (北海道 農政部) ,  中村隆一 (北海道総合研究機構 北見農試) ,  中村隆一 (北海道総合研究機構 中央農試) ,  竹内晴信 (北海道総合研究機構 十勝農試) ,  竹内晴信 (北海道総合研究機構 中央農試) ,  渡部敢 (北海道総合研究機構 十勝農試) ,  渡部敢 (北海道総合研究機構 畜試)
資料名： 北海道立総合研究機構農業試験場集報  (Bulletin of Hokkaido Research Organization. Agricultural Experiment Stations)
号： 99  ページ： 73-78  発行年： 2015年03月31日 
JST資料番号： F0675A  ISSN： 2186-1048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 塩化カリウム(塩加)と硫酸カリウム(硫加)の違いが移植テンサイの生育・収量・品質・養分吸収(カリウムと塩素)に及ぼす影響を,道東地域11筆の圃場に塩加区・硫加区を設けて比較検討した。生育初~中期(6月下旬~7月中旬)においては,草丈は塩加区が硫加区よりも有意に長かった。茎葉のカリウム含有率は,塩加区が硫加区よりも有意に高かった。塩素含有率は茎葉・菜根ともに塩加区で有意に高かった。収穫期(9月下旬~10月中旬)においては,塩素含有量およびカリウム含有量は,明らかに塩加区が硫加区に勝った。葉重は塩加区で有意に高まったが,根重や根中糖分・糖量・修正糖分・修正糖量に有意差はなかった。以上のことから,テンサイに塩加を施用した場合,草丈やカリウムおよび塩素含有率が高まるが,生育や収量には問題なく使用できることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *塩化カリウム ,  *硫酸カリウム ,  *サトウダイコン ,  養分吸収 ,  作物収量 ,  *栽培 ,  品質 ,  カリウム ,  塩素 ,  比率 ,  含有量 ,  時期
準シソーラス用語： *甜菜 ,  *作物栽培 ,  作物品質 ,  含有率 ,  収穫期

分類 (1件)： 野菜  (FC03043X)

タイトルに関連する用語 (7件)： 塩化カリウム ,  硫酸カリウム ,  移植 ,  テンサイ ,  生育 ,  収量 ,  養分吸収