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J-GLOBAL ID:201502208544315900   整理番号:15A0547646

液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析による複数の官能基の誘導体化を用いた新しいアミノ酸分析法

A novel amino acid analysis method using derivatization of multiple functional groups followed by liquid chromatography/tandem mass spectrometry
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資料名:
巻: 140  号:ページ: 1965-1973  発行年: 2015年03月21日 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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複数の官能基(アミノ基,カルボキシル基,およびフェノール性ヒドロキシル基)の誘導体を用いた新しいアミノ酸分析法を開発した。アミノ酸の疎水性と塩基度を高めるように,アミノ酸のアミノ,カルボキシル,およびフェノールヒドロキシル基官能基を1-ブロモブタンで誘導体化した。液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析(LC-MS/MS)を用いて,アミノ基で修飾したアミノ酸を含む誘導体化アミノ酸を高感度に検出できた。本研究において,たんぱく質の加水分解で得た17のアミノ酸,および人体に認められる4つのアミノ官能基修飾アミノ酸(N,N-ジメチルグリシン,N-ホルミルL-メチオニン,L-ピログルタミン酸,およびサルコシン)をターゲット化合物に選んだ。21種の誘導体化アミノ酸を20分以内にオクタデシルシリル化シリカカラムを用いて分離し,同時に検出できた。21種のアミノ酸の検出限界は5.4~91fmolであった。検量線は,良好な再現性があり,10~100nm/Lの範囲にわたって直線的(r2>0.9984)であった。同位体希釈質量分析法と組み合わせた12種のアミノ酸の分析に用い,本法がタンパク質認証標準物質の定量にも適用できることを示した。さらに,ヒト血清中のアミノ酸の比較分析に,1-ブロモブタンおよび1-ブロモブタン-4,4,4-d3を用いた安定同位体コード化誘導体化法に本法を適用し,成功した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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有機物質のクロマトグラフィー,電気泳動分析一般  ,  質量分析 

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