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J-GLOBAL ID：201502208556100969   整理番号：15A1148971

演算子インピーダンスの周波数特性を利用した同期機諸定数の簡易算出法

A Simple Method to Determine Synchronous Machine Quantities Using Frequency Characteristics of Operational Impedances

著者 (5件)： 田中晃 (東洋大学大学院 理工学研究科 電気電子情報専攻) ,  山本修 (職業能力開発総合大学校) ,  荒隆裕 (関東職業能力開発大学校) ,  堺和人 (東洋大学大学院 理工学研究科 電気電子情報専攻) ,  小室修二 (東洋大学大学院 理工学研究科 電気電子情報専攻)
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 135  号： 10  ページ： 1040-1046 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 演算子インピーダンスの周波数特性を利用し,作図によって簡易的に同期機諸定数を算出する方法を提示した。周波数特性から横軸および直軸の同期リアクタンス(x_q,x_d),初期過渡リアクタンス(x^”_q,x^”_d),ならびに直軸の過渡リアクタンスを求める方法を示した後,演算子インピーダンスの虚部の周波数特性から横軸および直軸の開路時定数(T^”_qo,T^’_do,T^”_do)を従来より高精度で求める方法を説明した。また,開路時定数から作図によって短絡時定数(T^”_q,T^’_d,T^”_d)を求める方法を述べた。本手法の妥当性を,10kVAの制動巻線付きおよび制動巻線なしの積層磁極突極形同期機に対する実機検証を行って明らかにした。

シソーラス用語： *演算子 ,  *インピーダンス ,  周波数特性 ,  *同期機 ,  パラメータ ,  *パラメータ推定 ,  電気計算 ,  リアクタンス ,  時定数 ,  精度 ,  直流 ,  電気試験
準シソーラス用語： 作図

分類 (1件)： 発電機・電動機一般  (NB07010Y)

引用文献 (23件)：

• (1) 電気学会電気規格調査会:「電気学会 電気規格調査会標準規格同期機(JEC-2130-2000)」,電気書院 (2001)
• (2) IEC Standard: “Methods for Determining Synchronous Machine Quantities from Test (IEC 60034-4)” (1985)
• (3) 同期電動機始動特性調査専門委員会:「静止試験による等価回路インピーダンスの推定-同期電動機始動特性の推定法-」,電学技報2部,No. 385 (1991)
• (4) Y. Tsuboi, T. Tsuda, and S. Koya: “Large-capacity high speed motors driven by VSD”, The paper of Technical Meeting on RM, IEE Japan, RM-14-139, pp. 55-60 (2014) (in Japanese)
• 坪井雄一・津田敏弘・小屋政士:「インバータ駆動大容量高速回転機の現状」,電学回転機研究会,RM-14-139, pp. 55-60 (2014)

タイトルに関連する用語 (7件)： 演算子 ,  インピーダンス ,  周波数特性 ,  同期機 ,  定数 ,  簡易 ,  算出法